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有吉弘行が輝きを取り戻した理由

ひと ブログ


いまさら言うまでもなく、ここ最近の有吉弘行の活躍は目を見張るものがある。おそらく、吉本芸人との毛色の違いもありスタッフから重宝され、その安定感で信頼も絶大なのだろう。
彼の真骨頂ともいえるヒドいニックネームの命名は、先日の検索ちゃんSPでの中山秀征=「バブルの生き残り」を筆頭にまだまだ冴えわたっている。
一体なぜ、彼はこうして復活できたのだろうか?


そのヒントとなるのが、前号(20年3月発売)の「hon-nin vol.06」のインタビュー*1である。その中で有吉は「芸人・有吉は数年前に死んでますから」と語っている。

猿岩石を解散して仕事が一気に減ったじゃないですか? ある月、ついに月給が0円になっちゃったんですよ。あぁ、これは芸人として終わったな、と。人生を一回リセットしたんです。そのとき。


本当は芸人を辞めようと思ったんですよ。でもウチの事務所の先輩たちから「芸人を辞めるな。家賃や生活費はみんなでカンパしてなんとかするから」と止められたんですよ。じゃあ、とりあえずひとり二万円*2ずつ、と(笑)。


そうなると後輩が売れてもジェラシーを感じないんですよ。これでまたタカれる、と。いまなんか柳原可奈子のブレイクにワクワクしていますから(笑)。もうね、事務所の幹部目線になっちゃうんですよ。

開きなおることで、本来持っていた客観性にさらに磨きがかかり、「自分でも嫌になる」という「人でなし」な人格が相まって、再び輝きはじめた有吉。
脚光を浴びるそのネーミングセンス以外にもモノマネも話芸も巧みで、引き出しが豊富な有吉。
なぜか芸人仲間からも視聴者からも憎まれないそのキャラクターもあり、当分は彼から目が離せない。


ちなみにウィキペディアには、有吉がこれまで付けたニックネームのリストが掲載されている。
個人的に好きなのは、ペナルティ・ヒデの「ヒデさん」、兵動大樹の「メスゴリラ」、蛍原の「へらちょんぺ」、土田の「理屈シャクレ」、藤本の「ドロヘドロ」、ますだおかだ岡田の「チャラすべり」、井上和香の「くちびるオバケ」そしてますだおかだ増田の「丸出し神経質」。
有吉弘行(Wikipedia)

*1:聞き手は、小島和宏。ここ最近の彼の芸人へのインタビューはとてもいい仕事をしてる、と感じる。その白眉が「クイック・ジャパン(Vol.77)」でのオリエンタルラジオ

*2:人からお金をもらっておいて、当人は移動をすべてタクシーで行っていた。