浅草キッドの事件簿(2)
●水道橋博士
・23歳の頃、「オールナイトニッポン」終わりに、ビートたけしに
「お疲れ様でした」というのを 6ヶ月間毎週欠かさずにしていた。
「風雲!たけし城」で兵隊がいるということで、その日たまたまいた
おっかけ10人が弟子に。
もちろんそのなかに博士もいた。
・40歳の頃、イタズラ好きなダンカンには内緒で土地を購入。
しかし噂を聞きつけたダンカンが玉袋に聞くとあっさり認めてしまう。
ある日「小野さん*1が買われた土地なんですけど
住民の間で騒ぎになって いますのでいってもらえますか?」
という電話。その場に向かうと、更地に住民達が集まっている。
よく見ると立看板に「オウム真理教道場建設予定地」。
夜中に慌ててそれを抜いたらまた2,3日後不動産屋から電話。
また行ってみると、全員丸坊主のダンカンの弟子が オウムのかっこうして
座禅を組みマントラを唱えていた。
結局、建築申請を却下され土地を売る(損害○百万)ことに。
・年に2回、キッドが主催し、たけしが行く1番高い店で、たけしにご馳走をする。
キッドが社長役でたけしも「すみません、浅草社長」などと乗ってくれる。
最後は「芸人さん、車代」と金を渡し、たけしはそれを受け取り
ロールスロイスで帰っていく。
その後、たけし宅に行くと、それが神棚に飾ってあった。
・子供の名前は「武」。*2
以前約束していた通り小池栄子が授乳をしてくれた。
その写真を東スポが100万で買いたい、見出しは
「たけし 小池栄子の乳にしゃぶりつく」と提案される。
・プロ野球買収騒動の時、報道ステーションで流れた堀江社長の
スクープインタビューの聞き手は博士。
それが分からないように見事に編集され、あげく
どうしても写ってしまうところにはボカシまで入れられた。
・夜中に携帯電話に「もしもし森田さんのお宅ですか」と電話。
間違いだと思い「違う」というと
「じゃぁあの森田一義さんことタモリさんをご存じですか?」
といわれ、そりゃ知らない人はいない。
「言ってることの意味が分からないんですけど」というと
タモリの財布を拾ったが連絡先の手がかりが何もなく唯一あったのが、
「タモリ倶楽部」で共演した時に渡した携帯電話番号のメモだった、と。
博士は色々なところに電話しタモリのマネージャーにたどり着き
その旨を伝えると2時間後にタモリから電話。
「お礼がしたいから家に食事に来てくれるかな?」「いいとも!」