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今、振り返る「内村プロデュース」終焉の時

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今号の「クイック・ジャパン(Vol.78)」は「内村さまぁ〜ず」特集。
この特集では、出演者である内村光良さまぁ〜ずをはじめ、スタッフ、ゲストMCがこの番組について語っているが、みんなが一様に「楽しい」と言っているのが可笑しかった。
そんな中で、この番組を語る上で避けては通れない番組「内村プロデュース」についても3人が振り返っていた。
特にその終焉を語っている部分は、出演者たちの「内P」への思い入れの強さと無念さを物語っていて胸があつくなる。

三村 (「内P」が終わってしまうと聞いて)ショックでしたけどね。終わるって決まったときは、カウントダウンするかどうかをみんなで話し合いましたよね。
内村 話し合った。
三村 最終回まであと何回っていうのを言うかどうか。
大竹 それとも急に終わるのか。
三村 あんまりしんみりしない形の最終回ってあるじゃないですか。でも、『内P』は言ったほうが"らしい"んじゃないか? ってことで。
大竹 で、「あと何回」って言うようにしたんですよね。
三村 それぐらい俺たちにとっても重かったし、見てる人も熱かったんじゃないですかね。
内村 ゴールデンには向かない番組だったし、だからといって深夜でいつまでもやってられる自由もきかなかった。
大竹 そうですね。それはあんまり許されなかった。
三村 しょうがない感じにはなってたんですよ。
内村 いつまでもずっとやってても……っていうので、終わりを下されたんだと思いますけど。それがたまたま企画内容が良い時期だったから良かったのかもしれないですね。
大竹 でも後期は、ゲーム的な要素も入ってきたんですよ。実は。
三村 スタッフがどうにか延命策を考えてくれて。
大竹 でも、そういうのはやめよう、みたいになった上でのラストだったんですよ。
内村 「視聴率アップ!」とか「ゴールデン進出!」とか、そういうのがどうしてもむずがゆい感じだったし。
三村 テレビの仕組みってこういうことなのかな、みたいな。
大竹 スタッフも含め、なんか納得いっていないながらも模索しましたね。謎のゲーム……「デスアクト」とか。
内村 「デスアクト」だ(笑)。ふかわが司会でやった(笑)。
三村 ダラダラ続けて延命して、『内P』どうなるんだろう? って思いながらやるぐらいだったら、スパンと終わるあの感じって、今思うとステキだったのかな。

この引用部分以外でも、「内P」がいかに彼らにとって重要な番組だったのか、そして強い絆で結ばれていたのかが語られている。
内村さまぁ〜ず」はもちろん「内村プロデュース」ファンは必読の特集です。


ところで、この特集の中で個人的に一番良かったのは「ふかわりょうからの手紙」。
内P」ファミリーの中で、ほとんど唯一「内村さまぁ〜ず」にゲストMCに呼ばれていない*1“溺愛されたいじめられっ子”ふかわりょう
編集部からこの特集に寄せて3人に手紙を、という依頼に対し「どうしても引き受けられない」という断わりのメールが届いたそうだ。
ふかわはその理由を、そのメールの中で、2000文字にもわたって綴っていて、その言葉は「内P」への愛情にあふれていて、涙をこらえるのが難しい。
これは部分部分を引用しても伝わらないので是非、本書を手にとって読んでください。


関連>内村プロデュースの「パニックパーティ!」

クイック・ジャパン78 (Vol.78)
青山テルマ 内村さまぁ〜ず
太田出版
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*1:このふかわりょうの存在の有無こそが「内P」と「内さま」の決定的違いだと思う。彼がいるといないとで、内村の立ち位置、関係性が全く変わってくる