テレビ名シーン採録:タモリの女性論

笑っていいとも!」8月19日放送
テレフォンショッキング(ゲスト:志田未来

今、周りで流行ってるものは何? という問いに、志田未来がガールズトークが流行ってると答えたを受けて、タモリが女性の会話に関する持論を展開していた。

女の子の場合、おしゃべりっていうのはひとつのレジャーなんだよね。
それを気付くのに随分かかったよ、俺。40歳過ぎまでかかった。
ある10代のアルバイトの女の子と話してて、休みの日は君はどうしてるの?って聞いたら、休みの日はいっぱい喋りたいって。
そこで、俺、初めて気がついたの。あ、女性の場合は、喋るというのがひとつのレジャーなんだ、と。
そうなると分かってくるのが、女性同士、二人で喋ってるんだけど、一方がずーっと喋ってて、一方がずーっと聞いてて、そして、こっち(聞いてた方)が喋る時、この話題を引き継いでないんだよね。で、違うことをこっちが喋ってんだよ。あれのメカニズムが分かったのは40過ぎだったね。
男っていうのは、こう問いかけられると、それに対する答えを出そうと一生懸命考えるの、男性は。
だから、女性が相談があるって言うでしょ。相談事をずーっと、聞くでしょ。これはどうやったらいいのか、どうやったら解決するのか、とかを真剣に考えるんだよね。
それで「分かりました、ではですねココがこうでしょ、ココはこうでしょ、ココはどうなってんのか」って聞くと、女性は不満なんだよね。解決しようと思って相談してる訳じゃ無い
喋りたいからその、全部喋ろうと思ってるわけね。
だから女性との会話に対して「No」とか「Why?」とかは無いんだ。「Yes」しかないっていうの。