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テレビ名シーン採録:日比野克彦の中学時代の文集

小ネタ ブログ

2月14日にNHK総合で放送された日比野克彦の『わたしが子どもだったころ』。
そこで中学時代の文集に書かれた散文が最後に紹介されましたが、それはとても彼の非凡な才能を感じさせるもので、興味深かった*1ので記録しておきたいと思います。

目。
耳から5°斜め上へ9cm。
鼻。
耳から真横に13cm。
口。
鼻から真下に2cm。
耳。
口から斜め上に15cm。
部分品の位置はみんなだいたい同じなのに必ず誰だか分かる。
なぜだろう?
目が少し垂れていて、
あごが少し出ていて、
そんな部分品のつきかたの違いだけでない、
心、
考え方、
生き方が、
一人ひとり違った顔にしていく。
ぼくはぼくなりに自分の顔を変えていきたい。

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*1:個人的にはこの文を聞いて、谷川俊太郎の『定義』とか『コカコーラレッスン』とかの詩を思い起こしました。