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ブラックマヨネーズが急にオモロなった理由

10月11日、18日深夜に放送された『お願い!ランキング』内のコーナー「ブラマヨとゆかいな仲間たち」のゲストはフットボールアワー
フットはその中で、ブラマヨが「急にオモロなった」と感想を漏らしている。

後藤: 僕の意見だけじゃないですよ。岩尾も徳井とかとも話してたんです。正直、ブラマヨさん、急にオモロなったなって。『M-1』見たときに「ええっ!」ってなったというか。「どうなってんの?」みたいな。
岩尾: ちょっと笑われへんわってぐらい思いましたよ。
吉田: えー。どこで見てたの?
後藤: 僕らはね、営業に行ってて楽屋で見てたんです。ずーと、見ててブラマヨさん出てくるまで、みんなでワイワイ言って見てたのが、ブラマヨさん出てきてみんなこう(無言で腕組みに)なったんですよ。「えー!?」言うて。(略)それで「決まった」言うて消したんですよ。で、結果見ずに帰りました。
ブラマヨ、二人で顔を見合わせ照れ笑い)

漫才の作り方

そこで後藤は「なんで急にオモロなったんですか?」と単刀直入に訊ねる。

吉田: やっぱ、お互いがお互いらしくなってきたっていうのはあるんちゃうん? こいつがとにかくツッコミたるものこういうもんやとか、自分が男前やみたいなところがずっとあったから。
小杉: ないないないない、やめとけ。エエ話で終わっとけ。何してんねん。
吉田: ヤ、でも、結果的にそれでよくなったじゃないですか。
小杉: やめとけ。
後藤: たしかに、髪型とかもすごくこだわる人でしたからね。
小杉: 当時はちょっとね。
岩尾: (髪型で)遊んでましたね。
小杉: 遊んだまま帰ってきいひんようになったけどね、髪の毛が(笑)。
         (略)
吉田: 漫才の作り方が変わったっていうのはありますね。
岩尾: あの年にネタが急に変わったってのがありますよね。
後藤: そもそもの作りがね。
吉田: もっと二人で作ろうや、みたいな。腹を抱えながら作ったんですよ。二人で「俺がこう言うたらお前どう言う?」「俺はこういうよ」「(笑)。お前マジか?じゃあ、俺はこう言う」って二人で笑って。
後藤: あー、まさにあのネタの感じなんですね。

この漫才の作り方の変化について『splash!!』(Vol.2)のインタビューでは、当時の心境も含めより詳細に語っている。
自分が時間をかけて考えた漫才よりラジオでその場でしゃべるほうが面白いことをジレンマに感じていたという吉田は「漫才のことを考え直したい」と小杉に打ち明ける。

吉田: 僕はその当時、若干病んでたんですよ。夏なのに寒すぎて、布団かぶって寝てたりしてましたから。酒の量も半端やなかったし、心臓が何で動いているのかもわからなかったですし。とりあえず風呂入るのも怖かったんですよ。チンコが抜けていきそうな気がしてね。おしっこしてるときも、チンコの中身がプルン抜けて、ちくわみたいになるような気がしてたんですよ。パコパコになるような気がして。水を流す前にチンコが抜けてないか確認してから流して。
−−−完全におかしいですね(笑)
吉田: はい。息を吸おうと思って吸うてたし、吐こうと思って吐いてましたし。もうちょっとおかしなって。
小杉: 全然意味わからへん。
吉田: もう僕は心配性の人間になってしまったんですよ。考えすぎる奴に。たぶん病気なんですけど。家で熱い気持ちとか書いてたりしてましたし、誰とも喋りたくなくてノートに自分の気持ちを書くのが楽しみだったんですよ。
               (略)
小杉: だからネタの作り方はほんまにノートを広げて、「デートをしよう思ってんねんけど」みたいなところから「こんなとこ行ったら?」って言うんです。で、「そんなとこ行ったらこうならへん?」ってほんまに心配性の状況で喋ったんの聞いて、「うわ、おもろいなそれ。じゃあいまの書こうや」って。
−−−その作業は楽しかったんですか?
吉田: 楽しかったですね。
小杉: こんな笑いながら書くことあんのかっていうくらい。
吉田: 僕は考えすぎる僕のまんまやし、むちゃくちゃなんは小杉やし
小杉: ここからはもう、いままでの漫才と全然違う。自分らが詰まったんはここからのネタですね。

2人の仲が良い理由

フットボールアワーブラックマヨネーズの半年後輩。
番組ではブラマヨがフットに後輩らしく「なんか相談して」と言う。すると後藤は「占い師になりたてか!」と抜群の返しをしつつ2人の仲の良さについて言及していた。

後藤: めちゃくちゃ仲いいじゃないですか。ていうのもコンビでたとえばトーク番組するときに、何日か前、一年前とかそんな話するじゃないですか。ブラマヨさんくらいですよ、さっきの楽屋でしゃべったとれたての話をすぐするじゃないですか。これは結構楽屋で喋ってるってことでしょ?実際、僕が楽屋に挨拶に行く時、ノックする前に中の音に聞き耳をたてるんです(笑)。そしたら吉田さんが(小杉に)「お前、これ知っとるけ?」って。うわっ、しゃべってるでって思って。だいたいのコンビって楽屋で喋らないですよ。
小杉: え! 全然喋らへんの?
後藤: むしろ、イラつきすら感じるというか。
小杉: イラつき?
岩尾: 特にこっち(後藤)ですけどね。
後藤: こいつまた鼻がぴーぴー鳴ってるとか(笑)。イラッとするんですよ。

フットボールアワーは移動も別々にしている。そのきっかけはタクシーなどでお金を払う役がいつも後藤になっていて、実際には後からお金は返ってくるが、岩尾がその間、何もしないことが当たり前になっていたことにイラッとしたことを挙げる。

吉田: タクシーの中って反省点を言い合う場所でもある。
後藤: すごいですよね! 反省点の言い合いは若手時代からしないですもん、僕ら。
小杉: だからな、それはお前らが“センスボーイ”として組合ってるからやねん。
岩尾: センスボーイ?(笑)
後藤: ちょっと待って。何そのダサい雑誌名みたいなの?(笑)
吉田: 「ボクはボク」「ミーはミー」みたいな
後藤: あー、そうかも知れないですね。
小杉: 「センスボーイ」ていう雑誌があったら、お前らは創刊号に載るくらい早いタイプやから(笑)。
吉田: でもやっぱりそういう些細なストレスを持ってんやなと思った。「なんで俺が金払う役やねん」とか。僕らそのへん消化してますわ。
後藤: 話し合いというか?
吉田: 岩尾みたいに後藤に預けっぱなしっていうのはしないんですよ。ウチ、お金出すの小杉です。決まってるんです。たとえばタクシーがテレビ局の前に止まります。僕、小杉が金払ってるから先にタクシー降りるやん。でも、建物の中には入らないです。
小杉: 建物の前でずっと待ってるんです、払い終えるまで(笑)。
後藤: 可愛らしい!
小杉: で、助手席で払い終わって(タクシーから)出るやろ。そしたら
吉田: 「ありがとう
小杉: 「うん」って(笑)。
後藤: これはなかなか(できない)。
小杉: これは仲いいとかじゃなくて、突然こいつが言い出したんですよ。それでお金払ってること感謝表してくれてるんだなと思ったから、後で(お金は)帰ってくるけど「はい」みたいな(笑)。
吉田: (カッコいい感じの言い方で)「ありがとう」とか大事やから
一同: (笑)。

前述の『splash!!(Vol.2)』では2人で“フリートークの練習”もしていたと明かした吉田はその理由をこう語っている。

吉田: 幼なじみとかじゃないから。コンビ組んでからの会話の数が、他のコンビに比べて少なかったからですね。僕がこういう質問には、だいたいこういう返しをするみたいなのも知って欲しかったし、僕も知りたかったし。お互いを知るためですね

また、以前のエントリでも引用したが、同誌でこのようにも言っている。

吉田: ダウンタウンさんとかとんねるずさんとかがテレビ出てて、「僕らお互いの電話番号知らんねん。どこ住んでるかも知らんねん」みたいなこと言うてはって、それをね、同期で言うてる奴がおったんですよ。「アホやなこいつら」と思って。それを言うことがカッコいいと思ってんのかなと思って。いま僕らはそんなんと逆にもっと密に会って、もっとお互いの笑いの取り方を磨かんとアカンのに、こいつら上辺だけマネしとると思って。細かいことで言うたら、「仕事でツッコんでんねん」とか言う若手とかいるじゃないですか。「お前にとってそれまだ仕事やないやろ」

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