博多華丸・大吉の伝説と真実

8月17日に放送された『爆問パワフルフェイス!』ではネタ祭りの合間に芸人たちのトークコーナーがあり、そこでオオカミ少年片岡は得意の「芸人のいい話・伝説」をリクエストされ、同じく出演していた博多華丸・大吉のある伝説を語り始めた。

華丸さんが何年か前の『R-1ぐらんぷり』で優勝されたんですけど、その助言をされていたのが大吉さんだったんですよ。
実は、ネタを書かれていたりとか、この大会出たほうがいいんじゃないかとか、児玉清さんのやってみたら、とか。
それで、その甲斐あって、華丸さんが優勝された、と。賞金500万円入ったんですね。
これは大吉くんの力もあったから、ということで、半分の250万円を大吉さんにプレゼントしたらしいんですよ。
そしたら大吉さんは「これはもらえない」と。華丸の演者の能力で優勝できたんだからお前の力だからオレはもらえないよって断ったらしいんですよ。
次の日、華丸さんがこれだけもらってくれよ、ってプレゼントを渡したらしいんですよ。
プレゼントを開けてみたら250万円のロレックスが入っていた、と!

「おおー」と会場が感嘆の声をあげる中、「これは本当の話?」と問われた華丸・大吉
すると二人は顔を見合わせ思わず吹き出してしまう。
大吉が「お前が言え」と小声でうながすと華丸は言いにくそうに「半分本当ですね」と苦笑い。
そしてその真相を大吉が語る。

現金いただいて、ボクはやっぱりもらえないんで、じゃあ記念になるもの何か買えって言って(華丸から貰った)ボクのお金でロレックス買おうって店まで行ったんですよ。
行ったら華丸さんがその場で「時計に何百万もかけるのはオレ、どげんか思う! (壁の)時計見ればよかろうもん」って言い出して「何も言わんでお前がもろうとけ」ってボクにもう一回渡したんですよ。

普通、「伝説」というのは、その人らしさが盛られた脚色がされるものだと思うけど、本人が語る事実のほうが本人らしい、という興味深い事案&博多華丸・大吉らしいエピソードだったので記録。