気になる本・読んだ本

▼『KAMINOGE vol.20』

なんといっても宮藤官九郎×伊賀大介の対談が読み応え抜群!
あまちゃん』に出てくる数多くのプロレスネタ(と思われるネタ)の真相を本人に直撃!
将軍ワカマツも「じぇじぇじぇ!」と驚くクドカンのそれに対するリアクションや、彼のプロレス観がとっても興味深いです。
さらに彼が朝ドラに挑戦した理由などプロレスファン以外の『あまちゃん』ファンは完全に必読の内容!
他にも『有吉反省会』出演後の長州力インタビュー「長州力vs“山本くん”」も最高!
さらに「変態座談会」に中井祐樹が参戦、と読みどころ満載です!


ところで各誌で『あまちゃん』が特集されていて、それぞれの雑誌の特色が出てて面白いです。
Cut (カット) 2013年 08月号 [雑誌]AERA (アエラ) 2013年 7/22号 [雑誌]
GINZA (ギンザ) 2013年 08月号 [雑誌]映画秘宝 2013年 09月号 [雑誌]
『Cut』では34ページにわたる総力特集。特に兵庫慎司による宮藤官九郎インタビューが格別です。
AERA』は「決定版 『あまちゃん』を極める」と題して出演者・関係者10名へのインタビューを敢行。
『GINZA』は『平凡』をパロディにした「潮騒のメモリー」の振り付けページが『あまちゃん』の楽しくて可愛らしい雰囲気をそのままトレースしたようで面白い。
映画秘宝』では宮藤官九郎×町山智浩対談が非常に興味深い内容です。

▼『タモリ論』(著:樋口毅宏

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あの『さらば雑司ヶ谷』でのタモリ評がもの凄く評判になった樋口毅宏によるタモリに関するエッセイ。
僭越ながら、僕がマトグロッソに書かせていただいている「タモリ学」と併せて読んで頂くとそれぞれより面白く読めるのではないかと思います。
・タモリにとって「偽善」とは何か
・タモリにとって「アドリブ」とは何か
・タモリにとって「意味」とは何か
・タモリにとって「言葉」とは何か

▼『クオータリー マグナカルタ Vol.03 SUMMER 2013』

クオータリー マグナカルタ Vol.03 SUMMER 2013
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水道橋博士による「『黒く塗れ!』有吉弘行 黒岩石」と題した10ページ超にわたる有吉弘行論が絶品です!

▼『文・堺雅人2 すこやかな日々』(著:堺雅人

文・堺雅人2 すこやかな日々
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前作も繊細でこだわりを感じさせる美しい文章で素晴らしかった堺雅人のエッセイ第2弾。同時に第1弾の『文・堺雅人』も文庫化! 新たに宮尾登美子長嶋有との対談やインタビュー、写真を掘り起こして収録。