ラジオの本

6月25日には『21世紀ラジオ読本』が、6月30日には『続 お笑いラジオの時間』と相次いでラジオについての本が発売されます。

『続 お笑いラジオの時間』

『お笑いラジオの時間』の第2弾である『続 お笑いラジオの時間』には前回に引き続き僕もコラムを書かせていただきました!

続 お笑いラジオの時間

綜合図書 (2014-06-30)
売り上げランキング: 669

前号で僕は東日本大震災後、お笑い芸人がラジオで語った言葉をまとめましたが、今号では『笑っていいとも!』グランドフィナーレ後に芸人たちがラジオで語った証言を元に、あの時何が起こっていたかをルポ風に書いてみました。
その他のラインナップも濃厚です!

バナナマン×吉田豪
バカリズム
エレ片
ラブレターズ
■黒沢かずこ
■R藤本 with 山里亮太
■佐久間宣行(テレビ東京プロデューサー)
東野幸治×吉田豪


【特集】<ハガキ職人上がりの構成作家>
■ベン村さ来(構成作家)
■大村綾人(構成作家)<コラムの時間>
RAM RIDER『ボクと人志とマイケルジャクソン。』
てれびのスキマ『「笑っていいとも! グランドフィナーレ」、芸人はラジオで何を語ったか。』
伊福部崇『妄想トークの向こう側』
鶴見亜門『ラジオを聴いていたら夢が叶った話』
細身のシャイボーイ『初恋とラジオ』
雪乃さやか『葛藤から生まれたおぎやはぎへの憧れ』
村上謙三久『運命の人』

こちらの最大の特長は、それぞれのロングインタビュー。前号も各インタビューが最低10ページ以上にわたって掲載されていたので、今号もまた濃厚で貴重なインタビューが期待です! リスナー代表として佐久間Pや黒沢かずこ、さらにハガキ職人側の視点も、とお笑いラジオの魅力を様々な角度から余すことなく伝えようという気概がラインナップからだけでも伝わってきます。
コラム陣もパワーアップ。個人的には鶴見亜門のコラムを早く読みたい!
偶然らしいのですが値段はニッポン放送の周波数と同じ1242円!

『21世紀ラジオ読本』

そして『続 お笑いラジオの時間』に一歩先駆けて出版されたのが『21世紀ラジオ読本』。

21世紀ラジオ読本 (洋泉社MOOK)
宮藤官九郎 細川 徹 大竹 まこと 荻上 チキ 久保 ミツロウ 能町 みね子 バカリズム みうら じゅん
洋泉社 (2014-06-25)
売り上げランキング: 330

こちらは「お笑い」だけでなくカルチャーや情報・ワイドからローカルまで幅広いジャンルを扱い、ラジオの“いま”を一冊にまとめあげた労作です。

【巻頭言】
みうらじゅん「ラジオ・ミラクル。」
【巻頭インタビュー】
宮藤官九郎×細川 徹
大竹まこと×荻上チキ
久保ミツロウ×能町みね子
【第1章 バラエティ編】
●バラエティ総論
●潜入取材『バカリズムオールナイトニッポンGOLD
サンドウィッチマン インタビュー
アルコ&ピース インタビュー
ウーマンラッシュアワー インタビュー
●東京ポッド許可局
独断と偏愛で選ぶラジオパーソナリティJAPAN
●ジェーン・スーのお悩み相談
明石家さんま ヤングタウンヒストリー
●前略 伊集院光
福田良平プロデューサーが語る
「ラジオ日本・アイドルラジオ最前線!!」
●本誌ライター陣が本気で選んだ
オススメ番組「バラエティ編」
【第2章 カルチャー編】
●カルチャー総論
●コーナー徹底解析
ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル
ピーター・バラカン インタビュー
山下達郎の拘りぬいた世界
●頭がよくなるラジオ番組
ムロツヨシ インタビュー
佐藤満春(どきどきキャンプ)が語る
「トイレへの愛、ラジオへの愛。」
小林克也 インタビュー
●本誌ライター陣が本気で選んだ
オススメ番組「カルチャー編」
【第3章 情報・ワイド編】
●情報・ワイド総論
スペシャル対談『JAM THE WORLD』
野中英紀×堀 潤――ラジオとジャーナリズム
大谷ノブ彦(ダイノジ) インタビュー
●1週間ひたすら聴いた! 早朝AMワイド定点観測
●朝4時? 深夜28時? ラジオのグレーゾーン
●人気アナウンサー・安住紳一郎
本性と本音と本心と真実の行方
鈴木おさむが信じる力とは
吉田照美×福井謙二 対談
●リスナーの暮らしとともに育ってきた文化放送の局アナ
●本誌ライター陣が本気で選んだ
オススメ番組「情報・ワイド編」
【第4章 ローカル編】
●ローカル番組を熱く盛り上げる 名物パーソナリティたち
●浜村 淳 インタビュー
つボイノリオ インタビュー
【第5章 俺の・私のラジオ論】
町山智浩
大槻ケンヂ
姫野カオルコ
朝井リョウ
みうらじゅん

みうらじゅんの巻頭言で始まり、語りおろしで締めるっていう構成が粋です。
それぞれのインタビュー記事はもちろんエムカクさんの8ページにわたる「明石家さんま ヤングタウンヒストリー」は圧巻!


どちらもラジオ好きは必読の内容です!