映画

芸人たちの3行遺言

ラテ欄のとある一文に惹かれ普段は観ない『1分間の深イイ話』SP(10月11日放送)を視聴しました。 もともとの目的のそのエピソードは期待したものではありませんでしたが、それ以外の部分でとても興味深いエピソード&企画があったので記録しておきたい…

樹木希林の殺意

映画ファンならずとも、昨年の*1の「日本アカデミー大賞」の選考に唖然となった記憶が残っている人は多いだろう。それ以外の多くの賞レースで賞を総なめにしていた「それでもボクはやってない」をほとんど無視し、主催の日テレが出資した「東京タワー オカン…

今日の動画:山崎邦正の狂気

吉田豪によれば、山崎邦正がピアノを習い始めたのは、映画『時計じかけのオレンジ』の「雨に唄えば」を歌いながらレイプするシーンを観て、この曲が弾きたいと思ったからだそうだ。 ■Singin' in the Rain - A Clockwork Orange(※閲覧注意!) 狂ってる。て…

三谷少年期

映画「ザ・マジックアワー」のプロモーションで、怒涛の「三谷幸喜祭り」の様相を呈していた、ここ数週間のテレビ*1、雑誌界。 「テレビに出るために、映画を作っている」と清水ミチコに言わしめたように、鼻で笛を吹いたり、鼻にワサビをつめられたり、全身…

妻夫木聡・深津絵里・綾瀬はるかの三者三様

先日放送された「さんまのまんま」に戸田恵子とともにゲストに訪れた三谷幸喜。 映画「マジックアワー」の撮影話をいくつか話していたが、その中でちょっと興味深かったのが、以下の役者たちのアドリブに対する反応の違い。 西田敏行さんが出てらっしゃって…

映画少年・江頭2:50の「フラガール」評

WOWOWでは本日20:00からTVでは初めて映画「フラガール」が放送されます。 そこで、意外にも映画フリークでもある江頭2:50*1が「江頭2:50のピーピーピーするぞ!」の「エィガ一刀両断」で披露した「フラガール」評を紹介します。 その率直でストレート…

松本人志と「大日本人」とこの後

松本人志の「大日本人」プロモーション行脚でもっとも印象的だったのは意外なことに「SmaSTATION」だった。 それは香取慎吾が、「お笑い芸人」としては大好きだけど、「映画」という舞台に行ってしまう松本に対しての戸惑いと不安を感じるという、…

中谷美紀の発言が意外にガチな件について

中谷美紀は、その著書「嫌われ松子の一年」でも、映画「電車男」について「負け戦だった。私は立っていただけ」などと、正直すぎる発言をしているが、以前スカパーの日本映画専門チャンネル「日曜邦画劇場」に特別ゲストとして出演し、軽部真一のインタビュ…

水野晴郎閣下の青春の日々

先日紹介した「オトナファミ」に水野晴朗の誕生から現在までを振り返ったインタビューが掲載されていた。 ハルオフリークには今更な話かもしれないが、個人的には初耳の話が多く、その偉業の数々に衝撃を受けたので、ここに書き留めておきたい。 ・14歳の時…

いよいよ「ハチミツとクローバー」公開

前評判も上々な実写映画版「ハチクロ」*1ですが、いよいよ本日より公開。今一度、監督高田雅博について予習してみましょう。手前味噌ですが過去エントリーから。 >高田雅博フィルモグラフィ *1:参考>[http://movie.maeda-y.com/movie/00766.htm:title=超映…

三谷幸喜、後輩太田光の屈折した想いについて、反論する。

以前、『スタ☆メン』にて映画の宣伝に訪れた三谷幸喜に対して、太田光が、その複雑な感情を吐露した。(参考>太田光、先輩三谷幸喜への屈折した想いを語る。) これに対し、15日の朝日新聞夕刊の三谷幸喜コラム『ありふれた生活』でその時の心境などを語って…

淀川長治が教えてくれた

NHK教育に、「あの人に会いたい」という番組がある。大抵「トップランナー」終わりにそのまま眺めることになるのだが、この番組がまた侮れない。 NHKが持つ豊富な映像素材を活かし、様々な人物の貴重な肉声を聞かせてくれる。 5日に放送されたのは、…

『デスノート』実写映画化!

てことで配役が気になるところですが リューク→遠藤憲一 レム→片桐はいり で、お願いします。

太田光、先輩三谷幸喜への屈折した想いを語る。

昨日放送の「スタ☆メン」に「有頂天ホテル」の宣伝のために三谷幸喜がゲストに訪れた。 実は三谷と爆笑問題とは大学の先輩後輩という関係。 番組冒頭、太田は「色々私には三谷さんに対して複雑な思いがあるんですよ」と切り出すと、阿川や田中が「古畑任三郎…

天然色の夢 〜昭和九十年の空〜

深く青い空の中に アドバルーン浮かんでた 白と赤の丸い夢が 思い出の景色なの 屋上の小さな観覧車 お父さんと乗りたくて 今度久しぶりに一緒に 出かけたいな皆で まるで夢かのように思えたけど いろんな出来事あったね 雨もやむはず 永遠に降らない もう自…

「惑星大怪獣ネガドン」

こーーゆーのを見たかったんだ! 「昭和百年」! この一言で世界観全て表してる。 CGに甘えてない。いいもん見た。

昭和チルドレンに捧げる昭和百年の世界

「惑星大怪獣ネガドン」という作品をご存知だろうか? 東京国際ファンタスティック映画祭2005デジタルショートアワード「600秒」"驚き"部門の招待作品として10月16日に上映されたこの作品。 なんと、フルCG自主制作怪獣特撮映画(「実写を一切使用していま…

スピンオフにもほどがある

■「ギター男」キター!劇団ひとり主演“番外編”制作決定! 急に金持ちの息子だとか背景付けし始めたと思ったらそういうことか。 まあ、「電車男」に関してはこういう展開はOKでしょう。 彼が主役なら普通に面白いコメディが出来ると思います。 ところで、劇…

高田雅博フィルモグラフィ

「ハチクロ」こと「ハチミツとクローバー」が実写映画化され、そのメガホンをとるのはCMディレクターとして数々のヒット作品を送り出した高田雅博。そんな彼の作品を振り返ってみる。 ●まずは現在放送中(もしくは最近まで放送中)のCM ライフカード(公式…