2013年10月21日の『タモリ学』
遂に、本日『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』が発売されました!
タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?posted with amazlet at 14.03.25
2013年10月21日。
『タモリ学』の最初の原稿が書き上がったのがその日でした。
一晩寝かして編集部に送ろう、そう思った翌日。タモリさんの口から『笑っていいとも!』が終了するという発表がされました。
頭の中はパニックです。
もちろん原稿は大幅な修正を余儀なくされました。この書籍企画が立ち上がったのは2011年6月。まさか、本書の発売の頃に『いいとも』が終了するなんて思ってもみませんでした。
タモリと吉永小百合が逢った日
『いいとも』最終回まで残りわずか。いよいよ『グランドフィナーレ 感謝の超特大号』の概要も発表され始めました。
お笑いナタリー - 「笑っていいとも!」フィナーレにさんま、ウンナンら
注目なのはもちろん明石家さんま、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず、爆笑問題など錚々たるメンバーが名を連ねる出演予定者ですが、中でもタモリ「憧れの人」吉永小百合の『いいとも』初出演でしょう。
「吉永小百合さんって言ったら国宝ですよ。来年には世界遺産になる」と吉永小百合を絶賛するタモリの女性観については『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』の「タモリにとって『エロス』とは何か?」の章で詳しく書いたので是非読んでいただきたいのですが、
タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?posted with amazlet at 14.03.24
その吉永小百合とタモリは『いいとも』では初共演ですが、対談、番組共演、プライベートでの交流など、意外と多く顔を合わせています。
そんなわけで、過去の“共演”を振り返っていきたいと思います。
タモリと猫と犬
既にお知らせしたとおり、3月26日に発売する『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』には『団地ともお』などの小田扉先生にイラストを描いていただきました!
担当編集の堅田さん*1の人脈を頼って畏れ多くも提案してみたら、ありがたすぎることにお引き受けいただいたのです! 自分の本へ大好きな小田扉さんにイラストを描いてもらうなんてホントに嬉しいです。
で、あがってきたイラストを見て爆笑しました。
タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?posted with amazlet at 14.03.20
なんで犬!? なんで犬小屋!?(笑)と。
タモリといえば一般的に知られているのは猫。
その意味不明っぷりに笑うとともに、その無意味さが最高にタモリっぽいと思い、これを表紙に使うことを即決しました。
ちなみに小田扉先生のイラストはこの表紙だけでなく、数箇所にわたって使わせてもらって遊んでいますので、是非、本書を手にとったらじっくり探してみてください!
「『大タモリ年表』第2弾公開」 タモリのデビューと『徹子の部屋』
本日、イースト・プレスが運営するWeb文芸誌「マトグロッソ」に「タモリ年表」の第2弾が掲載されました。
ちなみに「大タモリ年表」についての詳しい説明はこちらに詳しく説明しています。
簡単にいえば、3月26日に発売される『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』に掲載予定で作ったけど、あまりに膨大になったため、収録できなかったタモリの年表です。
タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?posted with amazlet at 14.03.19
第1弾は「タモリ前史」ともいえる1945年~1974年、誕生からサラリーマン時代まで。
『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』特別付録 大タモリ年表 #1| Matogrosso
そして本日掲載された第2弾は「いいとも!前史」ともいえる1975年~1980年、デビュー直後のカルト芸人時代です。
「あれは生命の最大の肯定」タモリが絶賛した小沢健二
いよいよ一週間後の3月26日に『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』が発売になります!(しつこい)
タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?posted with amazlet at 14.03.19
そんな中、明日の『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングのゲストは小沢健二!
『いいとも』テレフォンショッキングの小沢健二といえば、樋口毅宏さんの小説『さらば雑司ヶ谷』でそのときの会話が引用され、登場人物の口を借り、タモリさんを「絶望大王」と称し、樋口さんが『タモリ論』を書くきっかけになった回が有名です。
ちなみに書き終わった後で気付いたんですが、『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』では、本編のまとめといえる最終章の『タモリに「タモリ」とは何か?』を除けば、最後の章になるのが『タモリにとって「希望」とは何か?』で「絶望大王」と「希望」で対比になっていて面白いなぁって思いました、勝手に。
【「メルマ旬報」芸人ミステリーズ・再録】「幻のタモリ作品を追う。」
しつこく告知しているように、3月26日に『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』が、そして4月3日に「水道橋博士のメルマ旬報」連載「芸人ミステリーズ」の書籍化『有吉弘行のツイッターのフォロワーはなぜ300万人もいるのか 絶望を笑いに変える芸人たちの生き方』が発売されます。
そこで、「芸人ミステリーズ」第1回に書いた「タモリ」に関する記事を再録(ブログ用に一部修正)します。