HERO’Sは疲れない!

格闘技に特有の重たさがない。臭みがない。ある種、格闘技の試合は男の生き方を問われる部分があるので、見ていてしんどくなることがある。疲れてしまうところがある。

ところがHERO‘Sはその点ですごく透明感があるのだ。全然、見ていても見たあとも疲労感がない。ジュースにたとえると果汁10パーセントのさわやかさだ。
                       ターザンカフェ

これってホント、そう思う。
PRIDE武士道は「重い」けど、HERO’Sはそういう「重み」を感じさせるのって
須藤元気くらいで。
この世界観を端的に示しているのって、
宇野薫所英男の試合後のこの笑顔。


PRIDEでこんなシーンは思い浮かばない。
五味、川尻、小谷、(今の)マッハ、三島と総じて「重い」。
長南ももちろんのこと、美濃輪も郷野も「軽い」と思わせつつ「重い」。
山本KID徳郁は「重い」と見せかけて「軽い*1」んだと思う。

*1:余計なテーマ(重さ)が無いという意味で