恐るべき子供たち


※大事な子(菅野莉央)を書き忘れていたので追記しました。


2005年のドラマ&映画を振り返ると数年前から続くいわゆる「子役ブーム」を引き継ぎ、そのピークを迎えたように思う。ドラマでいえば「あいくるしい」「みんな昔は子供だった」「瑠璃の島」「エンジン」「女王の教室」「いま、会いにゆきます」など子供が主役、または重要な役割を持つ作品が多く作られた。
特に、黄金世代ともいえる小学校高学年(93年生まれ前後)の活躍が目立った。
そこで、このメンバーを一堂に会した"子供ドラマ"が出来て欲しいという願いを込めて才能溢れる少年俳優をリストアップしてみたい。()は生まれ年。


まずは、この黄金世代の象徴的存在といえるのが天才・神木隆之介(93年)。今年だけでも「あいくるしい」のぽろ役や「義経」の牛若役、映画「妖怪大戦争」主演等々、挙げたらきりがない活躍で、普通の俳優にとどまらず声優としても超一流の実力者。
そのライバル的存在として挙げられるのが須賀健太(94年)と富岡涼(93年)。この3人がこの世代の正統派トップ3といえるだろう。
須賀も神木同様、「ALWAYS 三丁目の夕日」「花田少年史」など映画を活動の中心に移しながらもバラエティ番組で「謎を解け!まさかのミステリー」で「名探偵ケンタが行く!」なるレギュラーコーナーを持つなど新展開を見せた。
一方、富岡は「Dr.コトー診療所」の原剛洋役で不動の地位を築いた後は他の2人に比べると目立った活躍はなかったがその実力派は誰もが認めるところで映画「小さき勇者たち〜ガメラ〜」の公開も控えている。


その他、目立った活躍を見せているのは
・「東京電力Switch!」のCMや「八雲樹」で及川ミッチーの子供時代を演じ、すっかりメガネ子役の代名詞となった佐藤和也(93年)。
・「野ブタ。をプロデュース」で修二の弟浩二役、「エンジン」草間周平役のジャニーズJr中島裕翔(93年)。
・「私の青空」で太陽くん役で大ブレイクし、特別ドラマ「逃亡者・木島丈一郎」でも健在ぶりを見せた篠田拓馬(93年)。
・「四谷くんと大塚くん」の四谷くん役や「1リットルの涙」亜矢の弟、弘樹役のジャニーズJr真田佑馬(92年)。
・同じく「四谷くんと大塚くん」で大塚くんを、「あいくるしい」では花井耕作役を演じた春山幹介(92年)。
・「X‘SMAP〜虎とライオンと五人の男〜」主人公の虎之助役を好演した秦透哉(93年)。
「ワンダフルライフ」伊佐山翔役、「87%」小谷蒼太役、「恋の時間」早川駿役などの川口翔平(94年)。
「ワンダフルライフ」矢野俊太郎役、「白い巨塔」里見好彦役の片岡涼(93年)。




女の子ではやはり「女王の教室」組が 目立つ。
神田和美役で主演した志田未来(93年)。
・馬場役で「ニコニコ日記」「電池が切れるまで」「ナースマンがゆく」「瑠璃の島」などですでに実力が認められていた永井杏(92年)。
・同様に「14ヶ月」のナツキ役や「みんな昔は子供だった」で注目を浴びていたハスキーボイス田中桃役の伊藤沙莉(94年)。
・さらに「ラストプレゼント」でも小田歩役でも天海と共演した進藤ひかる役の福田麻由子(94年)。
・安藤桜役で「四谷くんと大塚くん」「わかば」などにも出演していた森本更紗(93年)。


その他のドラマからは
・「瑠璃の島」で主役に抜擢され年齢不相応の大人びた表情を見せ「1リットルの涙」にも出演している成海璃子(92年)。
・「14ヶ月」で五十嵐裕子役、「仄暗い水の底から」松原郁子役、「世界の中心で愛をさけぶ」幼少期の律子役など、この世代の女優陣の中で最高級の実力者菅野莉央(93年)。
・「あいくるしい」坂巻奈々役の志保(94年)。
・同じく「あいくるしい」原沢聖子役の後藤果萌(93年)。
・「美少女戦士セーラームーン」でセーラールナ役の小池里奈(93年)。
・「つぐみへ」のつぐみ役の春名美咲(93年)。
などなど、挙げ始めると切りがない。


というわけで、年齢別に並べてみる。

  −−92年生まれ−−
 真田佑馬     永井杏
 春山幹介     成海璃子
  −−93年生まれ−−
 神木隆之介    志田未来
 富岡涼      菅野莉央
 中島裕翔     森本更紗
 佐藤和也     後藤果萌
 篠田拓馬     小池里奈
 秦透哉      春名美咲
 片岡涼
  −−94年生まれ−−
 須賀健太     伊藤沙莉
 川口翔平     福田麻由子
          志保

まさに黄金世代!