俳優・三谷幸喜に対する妻・小林聡美のダメ出し


東京サンシャインボーイズ時代は「一橋壮太朗」の名前で自らも役者として舞台に上がっていた三谷幸喜だが、今回の大河ドラマ功名が辻」に足利義昭役で初めて本格的にテレビドラマに出演している。
今回は大石静の脚本の台詞を「そ、そ、そんな」の「そ」の数まで、一字一句正確に演じた*1三谷。自分で客観的に役者三谷を見ると、その最大の魅力が、男色気味のシーンで見せた「つぶらな瞳」であることを発見したという。
その三谷の演技に対する、妻である小林聡美の批評を先日放送の「スタジオパークからこんにちは」で三谷が明かした。*2

全然、台詞が相手にかかってない。
 台詞はキャッチボールだ。
 あなた、一人で勝手にやってる


その「功名が辻」、19日放送の第11話に三谷再登場。そして12話は三谷義昭、最後の登場にして、実質この回の主役(本人談)!

*1:たまに無自覚に勝手に台詞の言い方を変えてしまう役者への脚本家としての思いを考えて、自分が逆の立場になった時には変えてはいけないと三谷が自分に課した今回の演技のテーマ

*2:僕の記憶ではこの夫婦はお互いの仕事の話は一切しない、という決まりがあったような気がしたんだけど違ったのかな?