千原ジュニアへのお見舞いに見る芸人たちの愛と性格


千原ジュニアの人生を変えた27歳の頃のバイク事故。
「膝小僧が(大きく腫れすぎて)もはや膝和尚」になったなど、この頃のエピソードは、もうその話は聞き飽きたというくらい、何度も聞いたジュニアのすべらない話であるが、その中でも先輩芸人達のそれぞれのお見舞いの仕方は、彼らの性格を余りにも良く表しているので、メモをしておきたい。




板尾創路の場合……一般病棟に移って真っ先に来てくれた。雑誌を何冊か持ってきて、一言「何してん、お前?早よ、帰って来いよ」と言って颯爽と帰っていった。しかし、そこに一番上に置かれた雑誌の特集は「今度はベスパに乗ろう」。板尾は完全に天然でそれを持ってきていた。


今田耕司の場合……芸人特有の愛のあるボケで、「お見舞いや」とバイク雑誌を持ってくる。


東野幸治の場合……「美味しんぼ」をドサぁ、と持ってきたが、本屋で大雑把に「こっからここまで」と買ったらしく、巻数が重複したり抜けがあって不揃いだった。