ついに水道橋博士が松本人志に接触する
「今年、初めてダウンタウンと共演、ダウンタウンDXとかに呼ばれるようになったが、浜田さんは、前室で、気軽に声をかけてくれるが、松本さんとは、本番以外では、一度も話をしたことがないまま」という水道橋博士が「人志松本のすべらない話」に出演する。
12月29日(金)23:00〜24:15 「人志松本のすべらない話−−年末拡大スペシャル」 <出演>松本人志(ダウンタウン) 千原ジュニア(千原兄弟) ほっしゃん。 宮川大輔 河本準一(次長課長) ケンドーコバヤシ 関根勤 水道橋博士(浅草キッド) 小沢一敬(スピードワゴン) 田村裕(麒麟) <ゲスト>浅野忠信 郷ひろみ 片瀬那奈 黒谷友香 杉本彩 原沙知絵 山田優
さて芸人で、この番組に呼ばれれば、
当然、恍惚と不安、二つ我にあり、だ。
しかし、今回、俺は、完全にアウェイな感もある。
なにしろ、懇意な芸人は、ほぼ皆無だ。
しかし、あそこの空間に出演すれば、
全員が戦友のような共感を持ちえて、
最後は皆で打ち上げもあるとのこと、
それは、内心、期待した。
個人的には、何時かは、
"松本人志"という存在と話をしてみたい。
世間的には、浅草キッドはダウンタウンに敵対心に近い感情を持っているというイメージがあるかもしれない(?)が、実際には博士は事あるごとに松本の才能を賞賛している。
そして収録後、ついに二人が遭遇し語り合う。
酒も入り、俺の積年の思いもあり、
矢次ぎ早に質問を続ける。
芸人だけではなく、
松本人志の映像作家としての仕事を高く評価していて、
ラジオの放送室を第一回から全て聴いていて、
『たけしとひとし』という、
互いに影響を受けていない天才の共通性について、
長年興味深く観察している俺は、質問がとまらない。
「よー知っとんなー」 と何度も飽きられたが、
結局、ほぼマン・ツー・マンで話し続けた。
10時半から、朝4時までロングインタビュー、
本末転倒だが、ルポライター気質の俺は、
このインタビューをやりたくて、
従軍記者として、あえて硫黄島へ行ったようなものかもしれない。
朝5時、帰宅。
翌日、酔いが冷めると、それが満足感ではなく、
戦場から解放された打ち上げの、あの時間、
皆、親分と分かち合いたかったろうに、
俺一人が独占し、 松本さんにも他の戦友にも申し訳なく思った。
(「博士の悪童日記」より)
うわー、この模様を博士のルポで読んでみたい!