明日のラテ欄とか
明日のイチオシ
21:00〜21:54 『ゴンゾウ〜伝説の刑事』 テレビ朝日
#9「真犯人」
ゲスト:遠野凪子 脚本:古沢良太 監督:猪埼宣昭
やや地味なキャスティングながら個人的に好みの役者が多かったのと古沢良太という脚本家の存在で念のため初回は見てみようと思って見たら見事に期待をはるかに上回る掘り出しものだった本作。
2回目までは大きな期待を持ちつつも少し不安を抱えたまま*1見ていたけれど、この回で、このドラマは間違いないという確信が持てた。
それは例えば、第2話の終盤のシーン。
一緒にいた少女が自分と一緒に撃たれてしまった時に救急車で運ばれててる途中「自分のせい」と口走った理由を問われた女性警官・鶴(本仮屋ユイカ)。きっと「一緒にいながら守れなかった」ことへの自責の念かな、と思っていると彼女が答える。
「苦手だなって思ってた。美人で明るくって才能があって、夢なんか語っちゃって、この子苦手だな、って本当はそう思ってた。」
この台詞で、あぁ、このドラマはちゃんと”意志”を持って作られてるんだな、と。
綿密な脚本で、「人ひとりが殺されるということの重大性」を見せたい*2というように様々な角度からひとつの事件を負うことで立体的に描き出される世界観。そして脇役の一人一人に至るまで人間性がにじみ出た魅力あふれるキャラクターと、それに応えたキャスティングの妙……。
このドラマの魅力は挙げだしたらきりがない。
さて、いよいよ「ゴンゾウ」もラスト2回。いまどきのテレビドラマ界風にいえば最終章。
前々回までに、3年前の過去が明らかになり、白井晃との対決にも一応の終止符が打たれたことで、物語としては、ひとつピークを越えたのかと思っていたら、甘かった。
いわゆる「チーム」の結成の過程をドラマの盛り上がりの要素にする「チーム結成モノ」と呼べるようなドラマがある。仲間がだんだん増えていくRPG的な。
残り3回というこのタイミングで、突然このドラマはそれを不意打ち的にやってくれた。
しかも、その説得力、必然性は見事としか言いようがなく、「チーム」結成の瞬間のカタルシスったら凄いものがあった。
一時間観終わったときの充実感と心地よい疲労感を与えてくれる素晴らしい作品。
きっと明日もこの「ああ、いいドラマを見たぁ」っていう感じを与えてくれるはず。楽しみ!
これも見逃せない
19:00〜19:54 『くりぃむナントカ(終)』 テレビ朝日
「芸能界ナンバー1選手権」
次長課長 土田晃之 バナナマン
24:12〜24:43 『ゴッドタン』 テレビ東京
「第4回カエオケフレーズクイズ」
バナナマン 小阪由佳 角田晃広
22:10〜23:10 『ゲームセンターCX』 CS・フジ721
#68「マドゥーラの翼」
「くりぃむナントカ」無念すぎる最終回。
面白い動画
「内村さまぁ〜ず」#45
http://miranca.com/entry/article1
『男だったら口説いてみなさいよ!』 ゲストMC オアシズ
無料配信は9月14日まで。