テレビ名シーン採録:土田「太田さん、死なないでください」


いまだに受け入れがたい事ですが、「爆笑問題の検索ちゃん」が25日の放送をもって、最終回となってしまいました。
最終回は、「最後だからぶっちゃけますSP」と題して、番組常連のゲストが、爆笑問題に対し、言いたいことを発表する形式で番組が構成されていました。
そこでは、収録を長くしている要因のひとつは実はウーチャカ(田中)だった、と明かされたり、友近が毎度の太田のムチャぶりがきつかった、と最後に太田のフリに乗らなかったり、伊集院が爆笑問題が何で売れたか分からない、と疑問を呈したり、最終回にもかかわらずかなりの時間を割いて、田中のうんこ漏らしの件を語ったり、といつもと変わらぬいい雰囲気で番組が進んでいました。
そんな中で特に印象的だった「我が愛しのお兄ちゃま」こと土田の言葉を惜別の想いをこめて書き起こしておきたいと思います。


土田の「爆笑問題に言いたいこと」の答えとして書かれたのは「特にないです……」。

あの、ホントは「(太田さん、)死なないでください」と書こうとしたんです。
なんせね、なぜこの方がこの収録、こんなに長いかっていったら、何よりもこの番組が好きでしょうがないんです。太田さんが。
で、余所の番組なら普通、田中さんがMCなんです。それなのにこの番組は田中さんが回答者で、太田さんがMCと。(だから太田さんが)自由に出来るわけです! 
我々は後輩ですから、ホントね、(太田さんの)リハビリなんです。ね。
いろんなストレスが溜まってるんです。いろんなこと言っちゃう人なんですけど、ホントにすぐにね、傷つきやすいし、気にしたりする人なんです。
だから、収録が終わって楽屋とかに行ったりすると、ホントにベラベラしゃべってるのに、スタジオでは。楽屋では背を丸めながら、パソコンやりながら、「(死にそうな、か細い声で)「お〜、どうした?」って(笑)。……ってくらいの人なんです。
だからこそ我々はね、ここでストレス発散になって、明日からちゃんと仕事が出来るようにするリハビリの場だと思って付き合ってきたんですよ。
だからホントにリハビリの場がなくなってしまうわけですから、最終回で。
ホントに不安なんですよ。

この言葉を受けて太田。

太田: ですからね、このメンバー、芸人だけの番組ってのはね……、(小池に向かって)無いんだよね!
小池: (苦笑)。私に言われても……。
一同: (笑)。
土田: 「芸人だけの番組って無いんだよね」って栄ちゃんに(笑)。
田中: 唯一芸人じゃない人!
太田: (笑)。いや、栄子ちゃんは俺の中では芸人の一人としてね、バラエティの人じゃないですか。そうするとね、こんなに話を聞いてくれる人たちっていないんですよ、めったに。
田中: まあそうだね。だから甘えてるみたいなところがあるわけでしょ?
太田: 甘えちゃってましたかねぇ〜!