気になる本

『文明の子』(太田光:著)

文明の子
文明の子
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太田 光
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 752

爆笑問題の太田さんの『マボロシの鳥』に続く待望の小説第2弾!

地球、そして地球とは別の進化を成し遂げた星の過去と未来に秘められた謎。新たな文明へと踏み出すために動き始めた子供たち。果たして人類の行く末は生か死か? 絡み合うパラレルワールドが紡ぎ出す壮大な物語! 斬新なスタイルで描かれる太田光、渾身の書き下ろし小説。

タイトルから太田さんのナイーブさがにじみ出てる感じ。早く勝って早く読みたい!

『プロ芸人選手名鑑』(ファミリーレストラン・ハラダ:著)

ガリガリガリクソン。2000年ドラフト8位。球界きっての策士。死球のふり、コンタクト落としたふり、隠し球などの戦法で敵を困らせる。かつてある選手との揉め事ではメディアを動かし攻撃した。見た目はドカベン、頭脳は達川。今季はどんな事件を起こしてくれるのか?

東野幸治。1985年テスト入団。入団後すぐに高校時代から注目されていたずば抜けた運動神経で時代の中心選手に。孤高の虎と言われた男は1990年メジャーへ。現在メジャートップクラスの選手ながら内外野どこでもこなす柔軟さも持つレジェンド選手の一人。

小薮千豊。1993年ドラフト4位。入団当初から長身から投げ下ろす直球を評価されていたが2001年捕手にコンバートされる。するとリード打撃共に開眼し2006年異例の早さで選手会長に。それでも落ち着く事ない闘志むき出しのプレイはメジャーも欲しがる。

南海キャンディーズ山里。1999年ドラフト3位。関大からプロ入りした本格派投手は話題になったが暫く頭角を表せなかった。2003年スリークォーターに転向すると翌年MVP級の活躍を見せメジャーへ。多彩な変化球、秘めた闘志、クレバーな頭脳はメジャー屈指だ。

千原ジュニア。1989年ドラフト1位。15歳の若さでプロ入りした怪童は驚異的な才能と独特の打撃フォームで18歳の若さで球界のトップに立つ。二度選手生命の危機から復活した奇跡の男で、かつて三直と思った打球が本塁打になったという逸話も持つ。メジャーの常識も覆すまさに天才打者。

サバンナ八木。1994年来日。ブラジル出身で本塁打を打ちダイヤモンドを一週した後地球の裏側に叫ぶパフォーマンスは人気だ。元々守備についていたが内野フライを頭で受ける等の珍プレーが目立ちDH専門に。南米が生んだマッチョマンがメジャーの大舞台で故郷に雄叫びをあげるのはいつなのか。

アンガールズ田中。2002年テスト入団。独立リーグを経験しプロ入りした後は、独特のフォームから繰り出す多彩な変化球を武器に新人王を獲得するなど活躍し、メジャー級に成長した長身投手。また、そのフォームが目立つが高度な野球理論はチームメイトから高い評価を受ける元巨人ヒルマン二世だ。

オリエンタルラジオ中田。2004年ドラフト1位。即戦力投手として慶応大から入団後すぐ活躍したスター選手。独特のフォームだけが目を惹き一年で潰れないか不安視された事もあったが持ち前の頭脳的な投球術で現在もメジャートップクラスの活躍を見せる。未来のエースは新たな武勇伝を球史に刻み込む

吉本の若手芸人ファミリーレストラン・ハラダがこんな感じでTwitterでつぶやかれたのが評判になりついに書籍化。上記のとおり芸人をプロ野球選手に見立てた「選手名鑑」。「見立て」&「名鑑」好きの僕にとって垂涎の書。

『リアル芸人交換日記』

鈴木おさむの小説『芸人交換日記』をもとに『お願い!ランキング』や『お試しかっ!』で行われたタカアンドトシよゐこアンジャッシュスリムクラブダイノジオリエンタルラジオの「芸人交換日記」が書籍化。
もちろん未放送部分も全文掲載のうえ「交換日記を終えて」の新録インタビューも。