気になる本
『芸人前夜』(中田敦彦)
雑誌『マンスリーよしもと』に連載時から毎月の楽しみだった本作がいよいよ刊行。本当に待ちに待った!
オリラジファン、お笑い好きはもちろん、すべての人にオススメできる自伝的青春小説。
カッコ悪いあっちゃんをさらけ出した芸人になるまでの物語。あっちゃん、カッコいい!
『「テレビリアリティ」の時代』(大見崇晴:著)
宇野常寛プロデュースの新人・大見崇晴によるテレビ・バラエティ史。
『ジェスチャー』『コント55号のなんでそうなるの?』『8時だョ! 全員集合』『オールナイトフジ』
『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』『ねるとん紅鯨団』『ダウンタウンのごっつええ感じ』
『水曜どうでしょう』『シルシルミシル』などテレビ黎明期から現在までのバラエティ番組の変容
を追いながら、芸人とアイドルばかりがテレビに出演するという独自の発展を遂げた戦後
日本のテレビ文化を読み解く。
『あかんやつら 東映京都撮影所血風録』(春日太一:著)
あの『天才 勝新太郎』から3年。春日太一が「10年の歳月をかけて取材し、執筆に3年超をかけた」というノンフィクション大作!
太秦の東映京都撮影所には小指のない門番がいた。撮影所の中に入る前に入口の話から始めてみたい──。
時代劇、ヤクザ映画、ポルノ……66年の歴史を持つ東映京都撮影所の歴史は、日本の戦後史と大衆の欲望をギラギラと映し出す鏡である。
ミミズの這うオンボロスタジオでのどん底のスタート。お金がないので拳銃は警察から本物のブローニングを借りた。期せずして画面には迫力が出た。
「お客に喜んでもらえるなら何でもやれ! 」「柳の下にドジョウは二匹でも三匹でもおるわ! 」
照明、美術、脚本、殺陣師、監督などスターを輝かせるために奔走した裏方・職人たちへの取材で浮き彫りになった「映画よりも熱く、面白い」太秦・東映京都撮影所の舞台裏。
『NHK連続テレビ小説「あまちゃん」完全シナリオ集』第1部&第2部
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」完全シナリオ集 第1部 (単行本)posted with amazlet at 13.11.27
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」完全シナリオ集 第2部 (単行本)posted with amazlet at 13.11.27
あの『あまちゃん』の脚本が待望のシナリオ本化!
「絶対出して欲しい!」と願いつつも156話もあるしムリだろうなぁと思っていたら、ホントに出してくれた!ありがたい。
しかもシックでとってもステキな装丁。まさに「永久保存版」に相応しい!
『Cut』 2013年 12月号
もう表紙だけで買わざるを得ない。
「堺雅人の中に棲む『古美門研介』と『半沢直樹』」大特集。これまで堺雅人が演じてきたキャラクターリストもあります。
他に劇場版『まどか☆マギカ』特集も。
『MEKURU VOL.01』
こっちも表紙が抜群。創刊号は宮藤官九郎を68ページにわたり大特集。
舞台の作・演出作、脚本作、映画監督作、俳優作、グループ魂、ラジオDJまで──彼が手がけてきた仕事について、
宮藤官九郎自身が解説。昔からのファンの皆さんはもちろん、『あまちゃん』で宮藤官九郎を知った方々も楽しめる
「宮藤官九郎の自己紹介」を、全68ページでお届けします!