所ジョージの金言集 2014

2014年、所ジョージは例年以上にアグレッシブだった印象があります。
もちろん確固たるレギュラー番組があり、いずれも盤石。
それ以外に今年は、僕が見ただけでも4月2日の『ホンマでっか!?TV』を皮切りに、4月12日の『SWITCHインタビュー達人達』、10月8日の『ナカイの窓』、10月17日の『A-Studio』、10月30日の『櫻井有吉アブナイ夜会』、11月1日の『サワコの朝』、12月6日の『渡辺篤史の建もの探訪』、そして12月に数週にわたって放送された『ももクロchan』、さらにラジオでも8月27日の『大谷ノブ彦 キキマス』と数多くの番組にゲスト出演していました。

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所ジョージ
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『A-Studio』で笑福亭鶴瓶は、以下のように所ジョージを評しています。

アレ(所ジョージ)は「別モン」やね。「芸能人」とか、それから「タレント」とか「ミュージシャン」とかいうより「別モン」。アレはもう別モンです。こんなとこで語るのも何かおこがましい様な別モンですよね。不思議な男ですよ。だから、芸能人とか何とかじゃなく、「人生をホントに有意義に生きてる人」でしょうね。

そんな所ジョージがそれぞれの番組にゲスト出演した際は、やはり金言まみれ。それらの金言をひたすらまとめてみました。(当然、ほぼ同じ内容のものを別の番組でも語っていたりしてますがあえて重複を気にせず引用しています。)


所ジョージの幸福論「なんでも面白い」

阿川: 楽しそうに見えるのは実は裏でツラいこともたくさんあるんじゃないですか?
所: いや、ツラいことなんて一個もないですよ。なんでも面白いですよ。たとえば痛い思いもするじゃないですか。ぶつけて痣になって折れてんじゃないの、医者行ったほうがいいんじゃないの?って。行かないほうが面白い。そっからゲームが始まっちゃう。
阿川: どう(いう風に)死にたいなっていう気持ちは…?
所: いや、考えたことないですよ。希望はないです。希望したって希望した通りいかないじゃない。
阿川: ずっと寝たきりで病院で…(ってなったら?)
所: 車いす改造しますよね。おもしろくしてあげますよね。届かないロケット砲つけたりとかしますよ、きっと。
阿川: なんで、なんだって楽しいと思うようになったんですか?
所: 折角生まれてるから。
阿川: 産んでくれてありがとうっていう、そんな感じ?
所: 感謝はないですよ。感謝はないけど、せっかく朝起きて、目が覚めてんだから、楽しい1日っていうか、楽しく過ごそうかなと。(『サワコの朝』11/1)

私の幸せ? 毎日幸せですよ。朝、目が覚めた時点で幸せだもん。目が覚めたわ、みたいな。(『A-Studio』10/17)

今が一番良くないとつまんない。昔の思い出に浸ってる暇があるなら、明日何やろうかなって考えてる方がいい
なんだって面白いもん。面白くないものはないから。(『大谷ノブ彦キキマス』8/27)

これ考えてるとき楽しいっしょ。よく苦労とか努力とか言う人は、才能ないんだと思うよ。やってる最中は面白くてしょうがない。(『SWITCHインタビュー』4/12)

一個一個に失敗があるから、そこが面白い。行き過ぎ感が面白いんだよね。(『SWITCHインタビュー』4/12)

年を取れば取るほど面白い。若いころと違って身体動かないからつまらなくなると思いきや経験が豊富じゃん。もっとくだらないことが強烈に面白い。大人になったほうが返ってくるのは強烈だね。(『SWITCHインタビュー』4/12)

面白がる人は、なんでも面白い。なんでも不満を持つ人は、どんなにお金があろうと不満だもんね。その人の持ちようだから。よくこういうのみてると、お金に余裕があるからできるんじゃないかとか(言われる)。だけど、お金よりも自分の方が価値あるから。見てる人も、自分の方がお金より価値あるんで、その人次第なんですよ。
たとえばね、いい時計を買いたい。みんなに自慢したいから。そういう人は100万かかるわ。だけどお金がなくても遊びたい、面白がれる人はカタログもらってきてカタログを切るわ。で、腕にセロテープで巻くわ。それで会社に行って、気が付かれたいような、ないようなって遊びをするわ。そこにはお金がかからないでしょ。
自分に価値をもってない人はお金かかるわ。お金の方が自分より価値があんだって思う人は、お金に頼るだろうし。自分の方が価値があるんだって思う人は、お金関係ない
だからなんでもおもしろい。全部がおもしろい。だから、何が他の人より秀でてるかっつったら、おもしろがれるのを見つけやすいんだと思う。(『SWITCHインタビュー』4/12)

高橋: お笑いじゃないんですね多分。自分が面白がりたいだけであって、そのために他人を使ってるだけなのかもしれないですね。
所:そうだね。まさにそう。
高橋: で、結果的に楽しそうにしてる所さんをみて視聴者の人は楽しい気分になる。
所: いいスパイラルになってますね。
高橋: 落ち込むときってあるんですか?
所: ないよね。なんでもおもしろいからね。手怪我したときにでも、『あっ、消毒剤こんなとこにある。さすがオレはすごいな』って思う。そっちに気持ちがいっちゃうから。
高橋: 人間を超越してますね。
所: たぶん落ち込む時間がないんだと思う。(『SWITCHインタビュー』4/12)

今全部レンタルできるからスノボーに行くにも手ぶらでいけちゃう。でも面白いのはどこにあるかといったら、スノボーを拭いたり電車の中持ったりっていう段取り。部屋の中に置くワクワク感や面倒臭さ。そんな中に面白さが隠れてるのに。(『SWITCHインタビュー』4/12)

めんどくさいことをいっぱいやる方が、その人が出るし、責任がその人にも及ぶじゃないですか。たとえばレンタルで何か借りてたら、責任はそのレンタル屋さんにあるだろうし。自分が生きてる意味がなくなっちゃう。だから、めんどくさいことを全部1個ずつやってた方が、楽しみもリスクも全部自分で背負うから、だからおもしろい、っていう。僕なんかも何かやってるのは、うまくいくのかないかないのかなと思いながら曖昧な気持ちでやってるのね。でもうまくいかなかったことでも大声で発表する。そうすると楽しいことになっちゃううまくいかなかったことを見なかったことになんとかしようとすると、つまんない方向にしかいかない
だから100%幸せに死ねると思う。なんか『あー、あれがやりたんなかったー』なんて思わない。 (『SWITCHインタビュー』4/12)

みんなくだらないこと考えても、突き詰めないでしょ? たとえば、こんなのがあったらいいなで終わっちゃうじゃん。あったらいいなと思うものは目の前に作んないと嫌なの。「できないよ」でみんなやんないでしょ。みんな大人になると余計やらなくなるの。こんなことやったって、俺才能ないし、とか。いやいや、続けてれば失敗しても出来上がるまでやればいいんだから。そうすっと出来た人が「才能あるね」って言われる。だから何にもやらないのに才能ないってはじめに決めちゃダメ。思いついたらずーっとやるの。(『ももクロchan』12/2)

満月だからって見に行ったりするじゃん。ただただ見に行ったって面白いもんじゃない。あれは自分の家でたまたまボーっとしてて窓を開けたら、あ、『真ん丸だな月が』って気がつくから綺麗なんだよ。わざわざ出かけて丸い月が見たいなんて、そんなの全然面白くない。自分の暮らしの中に見つけた時にいいなって思えって。求めるんじゃないって話だよ。(『ももクロchan』12/9)

(何歳ごろが一番楽しいですか?)今が面白い。何歳ごろって言われたら60歳が一番楽しい。かといって君たちぐらいの20歳の頃がつまらなかったかって言うと、面白かったよ。20歳くらいのときも面白かったんだけど、今はもっと面白い。20歳の時は10歳の時よりもうんと面白い。(年々更新していくんだ?)そう。じゃなきゃ生きてる意味ねーじゃん。『昔は良かったな』なんて言ってたらもうやめたほうがいいよ。(『ももクロchan』12/9)

茶の間で20~30代の人も見てると思うんですけど、そこがピークじゃないから。60~70代も面白いから。(『建もの探訪』12/6)

いろんなことを経験できるのが面白いですね。木が一本邪魔だなって植木屋さんに頼んで切っちゃったらたぶんドラマティックなところと面白いところを全部植木屋さんにお金を払って経験してもらっちゃうことになってしまう。やっぱり自分でやったほうがいろんなドラマになりますよ。(『建もの探訪』12/6)

できないこともやりますね。できないことって決めてないですもん。どうせそっちの方面の才能ないやって大人になるとやめるでしょ? 一応やってみるんですよ。痛い目を見て完成度も低くていいんですよ。完成度が低いんだから、ここに色々な枝葉をつけて完成度をごまかして持ちあげられないかなっていう工夫ですよね。そうすると工夫が面白くなったら、工夫の方を光らせればいいんですもん。だから僕は本線が光ってるわけじゃないと思いますよ。なにか自分が向かないことをやりだすんだけどそっから枝が出て枝を太くして幹忘れちゃって枝だけで生えてるつもりになってますね。だから痛い目とかうまくいかないなっていうのも経験するけどそれが面白いんで。(『建もの探訪』12/6)

所ジョージの生き方「反省してる暇はない」「慌てて生きている」

バランスがいいじゃないですか。底抜けにダメなところと、すごい細かいところまで道徳的だったり。うちのカミさんもそう。キツイところもあるんだけど柔らかいところも見逃すところもある。だから一緒にいて気持ちがいい。(『サワコの朝』11/1)

ヘコむのは簡単。自分をバカだと思ってないんですよ。自分は何か才能があるとか、自分は何かレベルが高いものがある、見つかってないだけだって思い込んでるから、ろくなことにならない。
みんな自分がバカだと思ってりゃ、こんな楽なことはないもん。
あと、バカなんだから丁寧に事を進めようと思うじゃん。バカだと思ってる方が丁寧なんですよ。頭のいい人の方が事故に遭う。
だから、俺はバカだと思ってるから色んなものを『これはネジがゆるむんじゃないの?』とか疑ってかかるわけですよ。(『サワコの朝』11/1)

(※スタッフが持っていたライターと愛車フィアットを交換したエピソードについて)
火が欲しかったの。(フィアットの)熱冷めてたの。まぁ、ライター程度の価値だなって。面白いじゃん、だって後々こんな話になってるんだから100万は安いだろ。ジャンバーも『いいですね』なんて言われれば、きっと買えなくて欲しいんだろうなって思っちゃうわけ。だったら俺が持ってるより喜ぶし。それがかえって一緒に夕飯食べた時なんかに話題になったりするじゃん。他の人も微笑んだりするじゃん。それだったら安い。(『アブナイ夜会』10/30)

落ち込む事? ない。怪我しても、嘆くのではなく、ふーん、こういう時には……と愉しむ。(『SWITCHインタビュー』4/12)

反省ねぇ……、反省するんじゃないかなぁ…。反省する時間がないんだよ! ギリギリまでいろんなものをイジってるでしょ? それで夜になるとカミさんとテレビ見たりとかするじゃん。『腹へってきたね』って夕飯も食べるけど夜中にももう一回食べる。腹一杯になって寝るんだよ。腹一杯になっちゃってるから反省する暇がない。(『アブナイ夜会』10/30)

鶴瓶: あんまり個展とかせぇへんね。
所: しないしない。人が来たときに『これ何?』って言われたいだけだから。(『A-Studio』10/17)

こんだけダラダラ生きてると、もうかしこまれない、今さら。(『ナカイの窓』10/8)

慌てて生きてる。どうしてもやりたくなっちゃう、いろいろなことを。(『大谷ノブ彦キキマス』8/27)

(子どもの頃は)合理的な子どもですよ。その頃から友達と遊ばない。仲間はいたけど一緒に遊んだりはしない。(『SWITCHインタビュー』4/12)

(一番好きな食べ物を聞かれ)状況によるよね。砂漠だたら水飲みたいし、溺れてる時は水飲みたくないしな。だから何が好きって決めないほうがいいよ。状況で違うんだから。水が美味しいのが好きって言ったってダメな時もあるじゃん。(『ももクロchan』12/9)

全身の力が抜けるっていうかなんでもいいんですよ。決まり事がないんで。こうでなきゃダメだっていうのはなんにもないです。 (『建もの探訪』12/6)

所ジョージの仕事論と芸能界「もっと芸能っぽくしようぜ」

所: どっかで認めてないとこありますもん、(芸能人の)みなさんを。もっとおもしろいことやれよ、と思うんですよ、なんか。もっとおもしろいことやれっていうのは、暮らしで芸能人なんだからもっと芸能っぽくしようぜ、っていう。
芸能人が一般みたいなことするじゃないですか。一般の人に申し訳ないけど。たとえば『バス釣りうまいです』なんて、バスボート買っちゃって、金もってっから。バカかオマエは、って思う。ああいうのは湖に大漁旗あげて漁船とかを入れないと。芸能なんだから。訳分かんないことやったほうが芸能っぽいでしょ?
阿川: スケールが小さいと。
所: 見てて面白い芸能のエッセンスっていうか、暮らしの中のなんかおもしろさみたいなのを、もっと足してくれよと思うんですよ。(『サワコの朝』11/1)

みなさんはほら芸能界でちゃんと上下があって、後輩をちゃんと面倒みたりとか、つながりがあるじゃん。うちないから何にも。
芸能界の人とみんなと何かやるつもり全然ないから。(『ナカイの窓』10/8)

僕ね、芸能の仕事って意識したことがないんですよ。たとえば、やり取りでこうやればこう返ってきてこう落とすとか、みなさん言ってるけど、そんなのナシだよって。学校でやることが芸能じゃないから。そのとき楽しいことで遊ぼうぜって。準備したことを一生懸命やるのは努力家。(『大谷ノブ彦キキマス』8/27)

中居: 株とかやらないですね。
所: お金でお金を稼ぐっておかしいもん。お金をモノにしてモノを売ってお金になるのはわかるけど。(『ナカイの窓』10/8)

芸能界で例えばいろんなジャンルあるじゃないですか。どのジャンルにも属さないんで。芸能界でみんな知り合いだけど、一緒に遊びに行かないし、ボクはあんまお酒飲みに行かないんで。
確かに飲むのは楽しいけど、自分で(メカを)いじくってた方がおもしろいもんね。
やることがいっぱいあってもったいなくなっちゃう。(『SWITCHインタビュー』4/12)

僕もどこからか遠慮がなくなりましたね。はじめの頃はそんな(豪華)の建てたら芸能人としてアレなんじゃないの?言われるんじゃないの?なんてのは30~40代の頃はありましたね。60代になると何が悪いの?って開き直りになってきちゃった(笑)。(『建もの探訪』12/6)

(※所ジョージが進行する時にカンペを使わないことについて)
所: 新番組始まるとか、SPがある時もカンペは要らないから。
中居: それは(頭に)入れてくるんですか?
所: そう。
中居: 意外!
所: それはね、茶の間にこうカメラに目線が外れるのが、もうちょっと失礼かなと思ってる。(『ナカイの窓』10/8)

所: それ(所が司会する)まではね、丁寧にみんな番組つくってたの。ちゃんと台本どおりで『何々ですね』って言ったところに勝手にCMがポンと入ってたの。
それが生放送とかやってるうちに、私下手だから、間に合わないから、『CMです』とか『ここでVTRです』とか(言い始めた)。前、もっと流暢に番組は進んでたの。(『ナカイの窓』10/8)

秘訣みたいなのはないですよ、別に。ただ、あのー、なんだろね、茶の間をいつも意識してますよ。マジメなこと言えば。
茶の間はこうだろな、というのはいつも意識してますよ。(『ナカイの窓』10/8)

(番組が)始まる前に頭の中でシミュレーションを何回かするじゃない。そのとおりにやるんで、反省はない。
いまだに『(世界)まる見え!(テレビ特捜部)』でも、来るゲストの方の情報なりは、頭に入ってる。(『ナカイの窓』10/8)

番組(収録)は早く終わりにしたい、とにかく。できるだけ収録時間短くやりたい。それは、あの人短い時間でやるからってなった方が、みなさんちゃんとやるから。後で編集しますよは好きじゃない。(『ナカイの窓』10/8)

大学を1年で、2年になれなかったんで、これは親になんて言ったらいいのかなと。部活しかやってなかったから。これなんかもみ消す方法ないかなと。あ、そうだ、芸能人になっちゃおうかな、みたいな。(『ナカイの窓』10/8)

いつまでたってもマイナーなんですよ。今は皆さんにはメジャーに見えるかもしれないけど、マイナーが大きくなった、手に負えないマイナーなんだと思って頂ければ。(『大谷ノブ彦キキマス』8/27)

デビューした時に、「雪だるまってまん丸い」って歌をつくって、これはすごいやと、自分のなかでね。もう武道館でいっぱいになるなと思ってたの、私は。そしたら全然相手にされなかったわけよ。それで一応デビューしたんだけど、全然相手にされなかったから、ちょっとおもしろかった。ここらへんがくすぐったかった。おかしいな、と。僕の頭のなかではすごいことになるはずなのに、誰も見向きもしないし相手にしないぞと。どういうことなのかなって。が、ずっと続いてる。(『SWITCHインタビュー』4/12)

所: ソングライターとして出てるつもりだったんです、初めは。テレビでみなさんに分かってもらえれば、当然歌もくっついてくるだろうと思ったら40年ついてこないんですよ、歌だけ。たぶんジャンルがどっかのジャンルにハマらないんですよ。
阿川: (自曲が)ヒットすることは、無い?
所: 無いと思います。僕はいつも出来上がった時点で、これは売れないなと思いますもん。
阿川: これだけ有名になって人気者になっても、やっぱりCDなかなか売るのつらいんですか?
所: 別に売りたいんじゃないんですよ。「売りたい買ってくれよ」ごっこですね、これは。「なんでオレのこと無視してるんだよ~」ごっこ。だから700円で(CD)出して、利益がなくてもいいんですよ。(『サワコの朝』11/1)

(嫌いな人は?)歌い手全部嫌いですよ。ソウルのどっかにありますよ。なんだその歌はって。くっだらねえって、毎回思ってる。
たけしさんは歌がうまいとかじゃなくて、本人の人生観とか全部が伝わるじゃないですか。だから歌い手さんとしてすごいんじゃなくて、あの人が素敵なんで何しててもいいなとは思う。(『サワコの朝』11/1)

有吉: 困るのよ、ところさんに憧れる若手芸人がいる。デビュー当時からこの感じ目指すやつがいるのよ。
所: だいぶ間違ってるね。この形は目指すもんじゃない。(デビュー当時から)変わらないですね。歌をどっかで発表したいってずっと思ってた。いまだに思ってるけど40年くらいチャンス無くて。(『アブナイ夜会』10/30)

遊び心じゃないのよ。仕事が分かってないだけ。どこまでが大人の仕事で、どれが遊んでるのかが無くなっちゃっただけでね。 (『ももクロchan』12/16)

だらしない人がいないと、経済は回んないですよね。全員がきっちりしてると、ある程度のところで頭打ちになっちゃって、だらしない人がいると、だらしない人の文化も育まれるんで、それで経済は回っていくっていうことですよね。(『ホンマでっかTV』4/2)

この国って杓子定規っていうか、ノート上決まり事があったら、その通りで正義だってなってんじゃないですか。いや、見逃せよって思う。じゃないと、柔らかい日本にならない。(『サワコの朝』11/1)

普通テレビをね、YouTubeにあげるのは困るからって、権利の問題とかいろいろ言ってるでしょ。いいじゃんって思うの私。権利、権利ってうるさい。権利はもってるけど、放棄するからカッコいいのにね。(『サワコの朝』11/1)

所ジョージの家族愛「家族に褒められたい」

1日1個は家族の役に立ちたいんですよ。それだけやっとくと意外と好き勝手なことをやってていいかなって。(『サワコの朝』11/1)

※娘に「褒められたいの?」と言われるという所。
「君たちはねダイヤモンドをこのへん(目の前)で見てるからわからないんだよ、離れて見ないと輝きはわからないんだよ」って。(『A-Studio』10/17)

中居: オレの友だちのなかで結婚を肯定する人間が少ないから。やっぱり地獄だぞ、って。
所: 地獄だとしても地獄もおもしろいじゃん。
       (略)
所: 中居くんは完成品を求めようとすんじゃない? 完成品なんかないから
相手側は中居くんを見て完成度を高めてくわけだから。自分が完成度を高めれば、相手も完成度が高まるってことだよ。(『ナカイの窓』10/8)

元々がカミさんに褒められたいんですよ、きっと。家族に褒められたい、家族に役に立つって言われたい。その願望があるからそんなに興味が無いものでも参加してるじゃないですか。参加してるうちに面白いじゃんかってなってきて。(『建もの探訪』12/6)

所ジョージの引退について

辞めるって言ったら、消化試合が半年ぐらいあるじゃないですか。引き継ぎ、取材……。なんだかさ、「辞めます」なんて言えないですよ。辞めますっていうのはよっぽどすごい人が言うことで、芸能界にもいるでしょ。「辞めます!」とか「また復帰します!」とか。うるさい。静かにいなくなれオマエはって思う。「辞めます!」って言うことは、「今度出てきた時よろしくね!」って言ってるように聞こえて仕方がない。(『サワコの朝』11/1)

それ(60歳で引退)はたぶんできないんじゃない? 辞めるとなったら取材もあるだろうし、バトンタッチもあるだろうし、消化試合が3ヶ月~半年あるだろ? そんなめんどくさいことになるなら辞めないわ。(『アブナイ夜会』10/30)

引き際みたいなのがないじゃん芸能界って。だから、たとえばじゃあ「辞めましょう」と。「もうオレ辞めるわ定年で」みたいなさ。すると引き継ぎみたいなあんじゃん。そうするとさ、消化試合が3ヶ月ぐらいあんじゃん。面倒臭くてそんなの。
やる気になんないわそんなの、消化試合を。それが面倒臭いんで、ダラダラ続けてるみたいなもんだよ。さんちゃん(さんま)とかたけちゃん(たけし)とかもそうだと思いますよ。
いろんなことガチャガチャするのが面倒臭くて、ダラダラいるんだよ、ウチら。(『ナカイの窓』10/8)

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