「雨と夢のあとに」福田麻由子主演で舞台化!


2005年4月期に演劇集団キャラメルボックス成井豊と真柴あずきの脚本によりドラマ化された「雨と夢のあとに」が、この度(2006年7月〜)、同劇団によって、舞台化されるようだ。
その主演の雨役に抜擢されたのが、なんと福田麻由子
言わずと知れた、「女王の教室」「白夜行」「ちびまる子ちゃん」などで好演し、現在、「雨と夢の〜」とほぼ同じ製作陣により作られている「てるてるあした」にも出演している天才子役である。
ドラマ化の際には、黒川智花が演じていたが、今度は原作通り、小学生が演じることになる。

雨と夢のあとに DVD-BOX
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5 愛情のドラマ
5 ♪久し振りの感動ぉ〜☆
5 暖かい作品

日本映画専門チャンネルで佐々木昭一郎特集!


日本映画専門チャンネルでは6月、「RESPECT佐々木昭一郎」と題して、かつて、NHKで放送された佐々木昭一郎演出ドラマが放送される。
個人的には「NHKアーカイブス」かなにかで放送された「夢の島少女」に「なんじゃこれっ!?」と衝撃を受けて以来、気になっていた映像作家。

是枝裕和をはじめ、日本の映画監督たちが敬愛し、世界中が魅せられた演出家・佐々木昭一郎。放送が待ち望まれていた珠玉の16作品が今蘇る!


出演者にはプロの役者ではない一般の若者やミュージシャンを起用、台本はなく、描く内容は現実と過去、夢、記憶を交錯させた独自の詩的な世界・・・。佐々木昭一郎は1970年代からNHKの演出家として、現在私たちが見ているテレビドラマとは全く異なった実験性溢れるドラマを描き続けた。しかもその作品は、当時のNHKのゴールデンタイムで放送されていた。現在のテレビ放送では考えられないことである。
佐々木の作品にはじめに反応したのは70年代当時の若者たちだ。是枝裕和や、塚本晋也河瀬直美など、現在の日本映画界の第一線で活躍する監督たちも例外ではなく、是枝が映像表現の道に進むきっかけとなったのは、佐々木の作品が原点にあり、河瀬は作品から「生きる喜びを知った」と語っている。次に反応したのは世界。初演出作「マザー」で早くも国際的な映像賞を受賞。かのロベルト・ロッセリーニ監督も絶賛し、初期より国際的映像作家として高い評価を受ける。その後も作品を発表する度にエミー賞をはじめ数々の賞に輝き、国際的演出家「世界のササキ」と称され、佐々木は長年、日本においてのみ「知られざる」存在であった。

放送作品&スケジュールはこちらに。
  http://www.nihon-eiga.com/0606/0606_06.html