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『ウレロ☆未完成少女』のバカ祭り

「大人は信用できないと思ってた」
という早見あかりの思いが『ウレロ☆未確認少女』の続編『ウレロ☆未完成少女』が実現したことで覆った。
さらに『未完成少女』の最終回と同時に放送された「ニコ生」の実況放送の時に、これまで出演者、スタッフ、そして視聴者が待ち望んでいた『ウレロ』の舞台化が“実現の神”佐久間プロデューサーから発表された。
その名も『ウレロ☆未公開少女』。
まさに「よっしゃ、よっしゃぁ!今夜はヨッシャだぁーー!」
で、その舞台の「最速チケット先行抽選券」が封入されると知り、もはや本編よりも特典映像よりも、その券欲しさに速攻予約した『ウレロ☆未完成少女』DVD-BOX


だけど、やっぱりその本編312分+特典560分にわたる映像の嵐は圧巻! そりゃもちろん面白い!
って、え、「特典560分」っ!?
というわけで、その内容をチラッと紹介します。(まだ全部見れてないけど)
まず前回同様、ニイルセン(総合美術監督)によるパッケージのクオリティーと隅々まで施された遊びを眺めて堪能しているだけで、十数分はあっという間に過ぎます。
ニイルセンの『ウレロ☆』に対する過剰で異常な愛情がこの世界を好きであれば好きなほど楽しめるパッケージとして出来上がっています。もはやバカの領域です。
「あなたが好きだから!!」

【本編】
・全12話(O.A.ではカットされた未公開部分も含む完全ディレクターズカット版)
・出演者オーディオコメンタリー
・収録直後の出演者反省会(全12回)
・UFIの未完成ラジオ(全12回)+未公開シーン

特典がすごすぎて、もはや本編がオマケみたいな感じになってるけれど、やっぱり本編が最高だからこそ。どんどん深化していく『ウレロ』の世界は、オンエア版より回によっては4分近く長い「完全ディレクターズカット版」を堪能することでより味わえること間違いなし!
そして本編のすぐ後に「収録直後の出演者反省会(全12回)」とももいろクローバーZ扮するUFIの「未完成ラジオ」が映像付きで付いてきます。さらに「UFIの未完成ラジオ」未公開シーンまで収録!(これは佐久間ファン垂涎の映像。必見!)
そしてもちろん各話(第1話・3話・4話・5話・6話・7話・8話・11話)に出演者+佐久間P+脚本のオークラ、土屋亮一のコメンタリーも付いてます。
こちらは番組制作の裏話や解説*1はもちろん「コメンタリー聴く奴は味方しかいない(byバカリズム)という思いからタガが外れた褒め合い&自画自賛大会は彼らの魅力を再確認できてとても気持ちいい!


そしてその本編を補完する役割を果たしているのが封入特典!

号外『TV Bros. mini』「ウレロ☆未完成少女

なんとあの『TV Bors』のホンモノの編集部が作成した号外縮小版の『ブロス』が付いてきます。縮小版といっても全編が『ウレロ』特集だから通常の『ブロス』で『ウレロ』を特集するよりも遥かにボリューム満点な20ページにわたる総力特集!
各話に脚本を担当した両名による「こんな気持ちで書きました…」解説と佐久間Pによる「ミドコロ」が紹介。
さらに「@川島プロ」のメンバーによる連載(じゃないけど)コラムも。

社長・川島の「俺に聞け!」(社長・川島)
俺が描いた絵日記だよぉ〜(プロデューサー・升野)
ギターってさ、聴いている相手だけじゃなくて、弾いている俺にも響くんだぜ。(作曲家・角田)
飯塚のマネージャー日記〜会社で働いているのは僕だけ〜(マネージャー・飯塚)
豊本の超マル秘スーパープロファイリング(アルバイト兼探偵・豊本)
暴走する妄想脳!ウレタ☆早見あかり妄想少女(事務員・あかり)

と、“っぽい”タイトルが並んでるだけで可笑しい。


このDVD(Blu-ray)BOXの“本編”と呼んで過言ではない特典映像がまたも凄い。

【完全新作!@川島プロのサイドストーリー、脅威の11連発!】
第1.5話「別れの手紙は未完成」
第2.5話「落とした主は未完成」
第3.5話「ゴリナのデビューは未完成」
第4.5話「こっちの2人も未完成」
第5.5話「ピュアラブ学園は未完成」
第6.5話「この台本は未完成」
第7.5話「どうでもよすぎて未完成」
第8.5話「お届けものは未完成」
第9.5話「ふたりの夏は未完成」
第10.5話「角田の曲は未完成」
第11.5話「必殺技は未完成」

短いものから本編に匹敵するほど長いものまで長さも多様だけど、みんなが待ってた早見あかりバカリズムによる「あかリズム」の新作(9.5話)はもちろん、恒例の角田の新曲制作コント(3.5話)、声だけのコント(5.5話)、最初と最後だけが決められた台本なしの即興コント(6.5話)、パンティを巡るひとりのバカ怪演(2.5話)、キラー豊本(4.5話)などなど、その内容も多種多様。
特に本編に入らなかったことが不思議なくらいのクオリティで「平成の喜劇王」角田の真骨頂を発揮させた怪作(8.5話)と責められ続ける升野と一転、ドS升野が同時に楽しめる11.5話は必見中の必見! どう考えてもこれを「特典」だけにするのはもったいなさすぎる!

・豪華メイキング完全版(全12話+@川島プロの夏合宿)
劇団ひとりバカリズム&東京03&佐久間Pによるニコ生実況放送

そして前作同様、やはりこのBOX最大の見所はメイキング!
数々の琴線に触れたシーンをざっくり箇条書き。(見ないと意味分かんなそうだけど)

・あかりんが語る百田夏菜子、あーりんの真似をするあかりん。そしてももクロを語るあかりん。
・在日ファンクのあの場面の舞台裏(人力!)
・豊本からプロレス技を伝授されるバカリズム、そしてタワー・ブリッジ。「持ち上げられる?」「俺を誰だと思ってるんですか?」
・華麗な倒立を披露するバカリズム「内村イズム」「直系ですから」
・『日曜×芸人』で獲ったアレを見せびらかして自慢するバカリズム。に対する各々の反応。
・飯塚の「欽ちゃんイズム」の泣き演技
・「喜劇王」角田の鉄板ネタ「でべそ」の「ヘソハラ」
早見あかり「「20歳までやるつもりだから!」
・角田&ヒャダインマキタスポーツの即興セッション
・角田のレンズをはめる劇団ひとり
・「前回のあらすじ」争奪戦
・収録を止めてしまったゼウス(高田延彦)の「NO ゼウス」で○○破壊大事件

などなど。特に高田延彦のあの事件のおもしろすぎる光景と、それを微塵も感じさせないように立て直し、編集したプロフェショナルっぷりに改めて驚く。
そして、あかリズムの設定だけを決めたアドリブコント「知りたがる女」も絶品。早見あかりの才能がダダ漏れ

・UFIの未完成TV完全版
・UFIのサードシングル『ベターis the Best』フルバージョンPV
・UFI初の武道館ライブ完全版

ブレイクで外へ外へ拡散されるももクロに呼応するかのように、どんどん深く深く深化していった『ウレロ』の世界。
そのももクロが演じたUFIを冠にして実際に独立したスピンオフ番組として放送されたのが『UFIの未完成TV』。
放送は『ゴッドタン』の枠で30分弱だったが、その完全版はその倍くらいの長さ。放送版でカットされてた部分もカットされたのがもったいないオモシロさ。
そしてももクロ「女祭り」に登場したUFIの武道館ライブの超貴重な完全版!
そのUFIがシーズン2に発表した“新曲”「ベターis the Best」はひたすら楽しい名曲だけど、メイキングを見た後に、この曲のPVを見るとなんだか無性に泣けてしまうという不思議……。


最終回の収録(メイキング映像)で「シーズン3がないとダメだよ」と寂しさでおかしくなっちゃう早見あかりバカリズムと「背くらべ対決」の決着戦である3回目も行われぬまま終わってしまった今、シーズン3は絶対に実現してもらわなくては困るのです!
こういう出演者&スタッフ&視聴者に愛されている番組が続いていき「シーズン3」が実現するのは「超ベタ」*2かもしれません。でもベタでもいいじゃん!ベタがBEST!
そして舞台版「ウレロ☆未公開少女」も楽しみで仕方ない。
アタレ☆舞台抽選!


<関連>
大人げない大人たちの『ウレロ☆未完成少女』という夏祭り
『UFIの未完成TV』(『ウレロ☆未完成少女』)■てれびのスキマの『戦うテレビ』

*1:たとえばオークラによる「芸人がやるシチュエーションコメディのパターン」と役者がやる場合の違い、そして『ウレロ』との違い、とか

*2:ホントは、その「ベタ」こそ一番むずかしいのだけど。