「大タモリ年表」とは何か?


本日からイースト・プレスが運営するWeb文芸誌マトグロッソ」に「タモリ年表」が短期集中連載として掲載されます。
第1回は「タモリ前史」ともいえる1945年~1968年、誕生からサラリーマン時代までです。

『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』特別付録 大タモリ年表 | Matogrosso


タモリの年表といえば『クイック・ジャパン (Vol.41)』のタモリ特集「タモリ徹底分析。」に掲載された中村孝司さん作成のものが有名でもっとも詳しいものでした。またこの年表を再録し、その後(2002年以降)を付け加えた年表*1が『タモリ読本 (洋泉社MOOK)』に掲載されています。
また「年表」という形ではありませんがWikipediaの「タモリ」の頁は、どんだけ詳しいんだ!ってくらい充実したものです。


ところで、しつこいくらい告知していますが3月26日に『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』が発売されます。

僕はその執筆にあたって、新たな「タモリ年表」を作りました。
「現在公開されているどの年表よりも詳しく、かつ読み物としても面白く読めるもの」を目指して作成したところ、2013年11月の時点で段階でうっかり5万字を軽く超えてしまいました。
これを本書に掲載するとしたら、ページ数が跳ね上がり、それに伴って価格も上がってしまいます。
そういったことも含め、様々な要因を考えた結果、「マトグロッソ」に本書の“付録”として掲載してもらうことにしました。
Webなら、新たに確証を得た情報を簡単に追記することもできるからです。
なお、掲載される年表には前出の『QJ』やWikipediaの情報と矛盾する情報がいくつかあります。たとえば今回掲載分で言えばタモリの結婚の時期などです。これはいくつもの資料を読み込んだ結果*2です。
もし、掲載されたものを覆すような確証や新たな情報があれば教えて頂けると幸いです。


というわけで、読み物としても面白いものになっていると思いますので、『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』のプロローグとして是非お楽しみ下さい。

『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』特別付録 大タモリ年表 | Matogrosso

そして、それだけ詳細に「タモリ」を調べあげたことを下敷きに書いた「本編」である『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』もよろしくお願いします! ハッキリ言って自信作です!

*1:その一部を書いたのは僕ですが

*2:たとえば「結婚」については少なくても3つの文献で「26歳」であることを裏付ける記述がされていますが「25歳」である記述は見つけられませんでした。