永野の“メジャー志向”

最近、テレビで永野をよく見ます。
ほんの少し前まで「カルト芸人」などと言われ、テレビ向きではないなどと評されていたとは思えない活躍っぷりです。
最近ではスマホゲーム「剣と魔法のログレス」のCMにまで抜擢されました。
また、7月21日発売の写真週刊誌『FLASH』(8/4号)では、「あなたはキモ芸人・永野を知っているか?」と特集も組まれる勢いです。

(※画像をクリックすると「『FLASH』捧げる歌」動画に飛びます)

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テリー伊藤が看破した恋愛バラエティの弱点

8月2日の早朝に放送された『はい!テレビ朝日です!』はテリー伊藤をゲストに迎え、「これからのバラエティ番組」をテーマにしながらも、テリー伊藤がテレビの世界に入ったきっかけや『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』や『ねるとん紅鯨団』などの制作秘話を語っていた。
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『TV Bros.』で星野源さんにインタビューさせていただきました!

本日、7月1日発売の『TV Bros.』にて、なんと!なんと!
星野源さんにインタビューさせていただきました!!


TV Bros.

特集1
テレビブロス28周年記念特別企画 星野源のテレビ ときめきメモリアル
星野氏と<テレビ>の関係を中心にインタビュー。聞き手は、本誌でもおなじみ、てれびのスキマ氏。これまでテレビの外側からテレビのことを書いてきたスキマ氏が、初めて聞き手に回るという、これまたメモリアルなインタビューに。

人生初のインタビュー取材!
なので「なんで俺が?」「俺でいいの?」と思いお引き受けするのに逡巡しました。
なにしろ、インタビューしたことがないのだから。
僕はこれまで(これからも)「テレビの外側から」テレビについて書くというスタイルでやっていたので、正直、インタビュー取材には消極的でした。(もちろんインタビュー取材したからといってスタンスが変わるわけではありませんが)
そもそも、依頼のあった日程は普段予定などない僕には珍しく「その時間、飛行機に乗っている」という完全なる予定が入っていました。
インタビューへの苦手意識、自分のスタンス、日程上の問題…とお断りする言い訳は揃っていました。
しかし、詳細を聞くにつれ、これは断ったら絶対に後々後悔する、人生で何度もない断ったらいけない仕事だ!などと大袈裟にも思い抱くようになりました。
そんなわけで予約していた飛行機をキャンセル、便を変更してお引き受けすることにしました。
僕のインタビュアー童貞を捧げるのに星野源さんはこれ以上ない相手だと思ったのです。


そしてインタビュー取材当日。
やはり僕がインタビューするからにはそのテーマは「テレビ」だろうと思い『ブロス』側に提案すると、当然編集部も同じ考えでした。
僕はこれまでタモリさん内村光良さんを題材にした本を書いてきましたが、星野さんもそのお二人には並々ならぬ縁のある方です。ですから、自然とそのお二人についても伺うという流れになりました。ついでにレイザーラモンRGさんについても。(なにせ、僕と星野源さんの最大の共通点が「RGが好きすぎる」だと思うので。)
こうして振り返ると星野さん本人に対する質問よりも他人について話を聞いた感じになってしまってますが、これは「他人について語る言葉こそ“自分”があらわれる」という僕の持論があるからです。実際、今回のインタビューでもそれが実証されているのではないかと思います。
緊張&はじめての経験&そもそも苦手ってことで辿々しく質問する僕にも、星野源さんは丁寧に答えてくれました。それどころか、こちらの質問の意図を先回りしたかのように、ここ突っ込んで訊かなきゃなって思っていた質問をする前に、その答えを語ってくれたりもしました。
おかげさまで星野さんの核になっているような部分を含め、いい話が聞けたのではないかと思います。


インタビュー取材の後の、原稿の構成も当然僕が担当しました。
「僕はきっとインタビュー原稿の構成の仕事は好きだろうな」と事前に思っていましたが、その予想通り、とてもやりがいがあって楽しかったです。
インタビュー自体はまだまだ苦手意識はありますが、インタビューの構成だけの仕事ならいくらでもやりたいくらい(笑)。
そんなわけで『TV Bros.』、是非お読みいただけると嬉しいです。


インタビュー終了後には僭越ながら自著3冊もお渡しできたのも良かったです。
そこで星野源さんから驚きと嬉しさで爆発しそうなありがたい言葉をいただいて天にも昇る幸せな気分に。
本当に、やって良かった! という仕事でした。

3人目のキャイ~ン あるいは『笑う犬』を始めさせた男

6月3日に『コントに捧げた内村光良の怒り 続・絶望を笑いに変える芸人たちの生き方』が発売されました!

ラインナップは以下のとおり。

序章 内村光良「怒り。」前編(書き下ろし)
一章 出川哲朗のリアルガチな成りあがり
二章 笑福亭鶴瓶があこがれられない理由
三章 タモリ少年期
四章 中居正広SMAPの時計
五章 早見あかりももクロの背中
六章 博多華丸・大吉の“来世”
七章 レイザーラモンの人生すごろく
八章 キャイ~ンが泣いた日
終章 内村光良「怒り。」後編(書き下ろし)

書き下ろしは「ウッチャン」をテーマにしたものですが、これを書き上げた時点で、当初ラインナップに入っていなかった「キャイ~ン」の回をどうしても入れたくなりました。その理由は、本書を通して読んでいただければわかると思います。


1997年の年末、内村光良はある特番の打ち上げに参加していました。
そこで悪酔いした男が絡んできました。

「うーい、内村ぁ、やらなくちゃだめだよぉ」

その男こそ、ウド鈴木です。
当時、コント番組をやっていなかった内村に対し、「コントをやれ」と迫ったのです。
泥酔したウドはしつこく内村に絡んでいたそうです。
すると、別の方向から声が飛んできました。

「なんでやらないんだよ、この野郎!」

その声の主は、本来ならウドを制止しなければならないキャイ~ンのマネージャー(当時)の矢島だったのです。矢島マネージャーはウドに追随するように内村に絡んでいったのです。

「やりますから許してください」

内村は逃げるようにそう言って場を収めますが、その二次会では同席していたプロデューサーの吉田正樹に自ら宣言します。

「コントをやりたい!」

そうして始まったのが『笑う犬の生活』なのです。


その矢島マネージャーは、キャイ~ン結成当初からキャイ~ンと苦楽を共にした名物マネージャー。
いわば「3人目のキャイ~ン」と言っても過言ではないほど信頼関係が結ばれていました。
しかし、彼はキャイ~ンと離れざるを得ない悲劇に見舞われてしまいます。
コントに捧げた内村光良の怒り 続・絶望を笑いに変える芸人たちの生き方』の「キャイ~ンが泣いた日」では、ウドと天野の絆、キャイ~ンと矢島マネージャーの絆を中心に書きました。そこから『ナイナイのANN』でもたびたびネタにされていた『MEGAうま!ラジオバーガー!!』最終回での天野号泣の理由も浮かび上がってきます。


さらに告知です!
来たる6月20日(土)、福岡でイベントが開催されます!twipla.jp
に呼んでいただきました!
福岡です。
福岡周辺にお住みの方、あるいはたまたまその近辺に福岡を訪れる方々、是非お越しください!

日時:6月20日土曜日18時~20時
会場:書斎りーぶる
   福岡県福岡市中央区 天神4-1-18 サンビル2階
参加費:1500円
参加希望の方は poprocker@outlook.jp まで


また当日はイベントにちなんだTシャツ販売も行います。
2000円で販売いたしますので此方もお楽しみに!
因みにTシャツ付イベントチケットは3000円で販売いたします。
ご希望の方はメールにその旨明記してサイズ(XS~XL)をお知らせください。

僕へのご質問や「この人について聞きたい!」等、ご要望がありましたら、お申込みの際などに添えていただけるとありがたいです。
よろしくお願いします!

アメリカでもっとも有名な日本のコメディアンは誰か?

6月3日に『コントに捧げた内村光良の怒り 続・絶望を笑いに変える芸人たちの生き方』が発売されました!

ラインナップは以下のとおり。

序章 内村光良「怒り。」前編(書き下ろし)
一章 出川哲朗のリアルガチな成りあがり
二章 笑福亭鶴瓶があこがれられない理由
三章 タモリ少年期
四章 中居正広SMAPの時計
五章 早見あかりももクロの背中
六章 博多華丸・大吉の“来世”
七章 レイザーラモンの人生すごろく
八章 キャイ~ンが泣いた日
終章 内村光良「怒り。」後編(書き下ろし)

このラインナップの中で僕がもっともこだわったのは「レイザーラモン」の章を入れる、ということでした。正直言って、他の人たちに比べて知名度が高いとはいえません。だから当然のように出版社からは反対されました。が、超有名な人だけを並べるっていうのも嫌でしたし、なんといっても僕が出す本である以上、前作ダイノジが入っていたように、僕らしいラインナップがどうしても必要だと思ったのです。

「人生すごろくや!」

東野幸治は、レイザーラモンを見てそう形容しました。
住谷正樹の「レイザーラモンHG」というキャラが大ブレークしたため、出渕誠がそのキャラをパクリ、「RG」となって便乗。「お荷物」などと揶揄されながらも強心臓を武器に「あるある」を歌い続け、いつしかRGは「市川AB蔵」などのキャラでプチ・ブレークを果たしました。ちょうどその頃になると、「HG」の人気は低迷。今度は「市川AB蔵」に便乗するように、HGが「市川CD蔵」に扮したのです。それはまさに、「人生すごろく」と呼ぶにふさわしい変遷でした。
そんなレイザーラモンの変遷と試行錯誤の過程を『コントに捧げた内村光良の怒り』の「レイザーラモンの人生すごろく」で書きました。
ちなみにこの章、実は書き下ろしのウッチャンの章を除けばもっとも長い章です。けれど、連載時にはさらに長く、本書収録にあたり泣く泣く一部カットしました。
そのうちの一部のパートを再録します。

「アメリカでもっとも有名な日本のコメディアンは誰か?」
そう問われたら誰を思い浮かべるだろうか。
『YOUは何しに日本へ? 』でインタビューされたアメリカ人男性たちによると「ハードゲイ」だというのだ。そう、レイザーラモンHGだ。
実はアメリカで放送されている『SASUKE』に出ていたことからその認知度が飛躍的にあがったというHG。
『YOUは何しに日本へ? 』は空港にやってくる外国人(番組では彼らを「YOU」と呼ぶ)を手当たり次第インタビューし、面白そうなYOUたちに密着取材するという番組だ。だから「HGが1番有名」というYOUの意見はおそらくかなり偏っている。だが、少なくても一部のYOUたちにとってHGは絶大な人気を誇っているらしい。
なんとそのYOUの来日の目的の一つが「HGに会って『世界で最もハードなゲイ賞』と表彰したい」というのだ。もちろんそのYOU二人組はただの一般人。普通に考えればHGに会える術はない。「スーツとタキシードを持ってるから着て行けば会えるんじゃない?」とよく分からない理屈を楯に街行く人に聞き込みを始める。
ハードゲイはどこですか?」と。
史上稀に見るバカだ。
街の人の証言で「ルミネ」に辿り着き、さらに「神保町花月」で出待ち。そして遂にHGと対面! 底抜けのバカと行動力が奇跡を生んだのだ。
「世界で最もハードなゲイ賞」を称え、YOUたちがHGに与えた副賞は「マックの金券500円分」。どこまで行ってもバカだ。
それでもHGは素直に喜んだ。
「ボクはアメリカのハードゲイに憧れて、それを参考にさせてもらってあの衣装とかパフォーマンスをしてたんで本場の方から認められるのはスゴい嬉しい」
HGはあの「ハードゲイ」キャラの衣装に着替えYOUたちと3人で「フォー!」。それはあまりにバカで愛おしい光景だった。

文中にも触れていますが「アメリカでもっとも有名な日本のコメディアン」=「HG」というのはかなり特殊なYOUのかなり偏った見解です。ですが、彼ら3人の「フォー!」はそんな真偽を度返しするくらい幸福感あふれたあまりに素敵なシーンでした。


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来たる6月20日(土)、福岡でイベントが開催されます!twipla.jp
に呼んでいただきました!
福岡です。
福岡周辺にお住みの方、あるいはたまたまその近辺に福岡を訪れる方々、是非お越しください!

日時:6月20日土曜日18時~20時
会場:書斎りーぶる
   福岡県福岡市中央区 天神4-1-18 サンビル2階
参加費:1500円
参加希望の方は poprocker@outlook.jp まで


また当日はイベントにちなんだTシャツ販売も行います。
2000円で販売いたしますので此方もお楽しみに!
因みにTシャツ付イベントチケットは3000円で販売いたします。
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僕へのご質問や「この人について聞きたい!」等、ご要望がありましたら、お申込みの際などに添えていただけるとありがたいです。
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楽屋口から連行! “笑ってはいけない”逮捕劇

6月3日に『コントに捧げた内村光良の怒り 続・絶望を笑いに変える芸人たちの生き方』が発売されました!

ラインナップは以下のとおり。

序章 内村光良「怒り。」前編(書き下ろし)
一章 出川哲朗のリアルガチな成りあがり
二章 笑福亭鶴瓶があこがれられない理由
三章 タモリ少年期
四章 中居正広SMAPの時計
五章 早見あかりももクロの背中
六章 博多華丸・大吉の“来世”
七章 レイザーラモンの人生すごろく
八章 キャイ~ンが泣いた日
終章 内村光良「怒り。」後編(書き下ろし)


第6章には博多華丸・大吉が登場しています。
言わずと知れた『THE MANZAI』王者です。
その『THE MANZAI』王者になったということで与えられた冠番組が現在放送中の『華丸大吉の2020』です。
この番組は、2015年現在ではまだ売れていないものの、5年後の2020年には“国民的スターになっている可能性のある才能ある卵たち”をゲストに迎え、番組自体は2020年に収録されているという設定のトーク番組。
5月8日に放送された回では、アキナがゲストでした。
ご存じのかたも多いとは思いますがアキナは元々3人のトリオ「ソーセージ」として活動していました。が、そのメンバーのうち1人がある不祥事を起こし、無期限の謹慎。そのメンバーが脱退する形でコンビとなり「アキナ」に改名しました。
番組では、2020年っていうことで、もう事件から時間も経ったということで、その不祥事が発覚した瞬間、つまり逮捕の瞬間を生々しく語っていました。

大吉: 私も初めて聞いたんですよ。劇場の楽屋口から芸人が連行されたって話をね(笑)。
秋山: 一緒に二人で出ようとしたらスーツの男の方が3人バッと前に来て何かなって思っているうちに一人の相方だけを連れて行って何か話しだしたんですよ。なんか「社員さんかな?」ぐらいの感覚だったんで。
聞こえてくるフレーズが『間違いないね?』『じゃあ、何時何分…』って。『あれ?捕まる!』ってなったんですよ。それで僕はドッキリだと思ったんです。『ああ、もうこういうのがドッキリか』と思ってここは騙されなあかんと思って、一生懸命『何なんですか、コレ!』みたいな。『相方に何するんですか!』って寄って行ったら、すごい力で『触るな!』って押されたんですよ(笑)。『ドッキリにしては強っ!』って。それでホンマに手錠かけられて、そのまま連れて行かれて
裏口に出待ちのファンの方たちもいっぱいいて、そこを通っていったんですよ、手錠しながら。だからファンのかたもドッキリだと思って大爆笑が起こったんです。『番組の企画で逮捕されてる~』みたいな(笑)。

笑ってはいけないけど、笑わずにはいれない逮捕劇。まさにすべらない話。
そしてメンバーの無期限謹慎に巻き込まれる形で謹慎を余儀なくされた二人。

山名: 謹慎中はホントにちょっとでも時間を潰さなあかんと、料理を始めたんです。ギターも始めたんですよ。復活した時になにかできるかもしれない。で、運動もしなくてはと思って、半身浴、夜中のランニングも始めたんです。終盤は(忙しくて)バタバタしてました(笑)。
大吉: 意外にやることが多かった?(笑)
山名: やることが増えてきて。
大吉: でも分かりますよ。というのは僕もね、若い頃、1年間謹慎してたことがあって。当時の社員さんから自宅待機を命じられたんですけど。(略)いろんなことをやらないとやっぱり社会復帰できないと思って深夜のアルバイト始めたりとか、ちょっと家の掃除を頑張ってみたりとか、色々やって、後半は時間が足りないと思いましたね(笑)。謹慎ってそんなもん

経験者にしか語れない鉄板話です。


この大吉の謹慎の理由やその当時の苦悩、復帰までについては、『コントに捧げた内村光良の怒り 続・絶望を笑いに変える芸人たちの生き方』掲載の「博多華丸・大吉の“来世”」でも詳しく書きました。

 (福岡で大吉は)芸人として「安住の地」を手に入れたといっても過言ではなかった。
 しかし、一見、順風満帆にキャリアを重ねているように見える中でも大吉はもがき苦しんでいた。
      (略)
 現状を打破したい。このままでダメになる……。
「なんとかしなければいけない、という思いは制作者側も一緒で、何度も何度も打開策を話しあった。そこで僕とスタッフが辿り着いた結論が『僕がいなくなる』ということだった」
 想像できるだろうか。いくら自分の置かれた状況が閉塞感で満たされているとはいえ、「安住の地」を既に手に入れた彼が、その立場を捨て「いなくなる」という苦渋の選択をした心境を。彼はなぜそんな決断ができたのだろうか。
(『コントに捧げた内村光良の怒り』より)


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日時:6月20日土曜日18時~20時
会場:書斎りーぶる
   福岡県福岡市中央区 天神4-1-18 サンビル2階
参加費:1500円
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また当日はイベントにちなんだTシャツ販売も行います。
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百田夏菜子から早見あかりへ“送れなかった”メール

6月3日に『コントに捧げた内村光良の怒り 続・絶望を笑いに変える芸人たちの生き方』が発売されました!

ラインナップは以下のとおり。

序章 内村光良「怒り。」前編(書き下ろし)
一章 出川哲朗のリアルガチな成りあがり
二章 笑福亭鶴瓶があこがれられない理由
三章 タモリ少年期
四章 中居正広SMAPの時計
五章 早見あかりももクロの背中
六章 博多華丸・大吉の“来世”
七章 レイザーラモンの人生すごろく
八章 キャイ~ンが泣いた日
終章 内村光良「怒り。」後編(書き下ろし)

今回のラインナップはほぼ僕の希望が通りました。が、当初は一部の章は、出版社から入れることに疑問が呈されたものがありました。
正直、知名度的に反対されるだろうなと思いつつ確信犯的にラインナップに入れたもの(レイザーラモン)もありましたが、反対されたのが心底意外だったのが「早見あかりももクロの背中」です。最終的に担当編集の方が出版社を説得してくれて入れることができたのですが、いまだに反対された意味が分からない……。

「あかりん、あかりん、あかりん、あかりん、あかりん、あかりん……」と数えきれないほど早見あかりの名前を書き連ねたあと、最後に「行ってくるぜっ!」と力強く宣言したメールが返ってきた。
(『コントに捧げた内村光良の怒り』より)

これは、ももいろクローバーZが『紅白歌合戦』に初出場した時にリーダーの百田夏菜子から女優・早見あかりに送られてきたメールです。
早見あかりは言わずと知れたももクロの元メンバー。サブリーダーとして精神的支柱としてグループを支えていました。
そんな彼女はももクロの“ブレイク前夜”ともいえる2011年4月、グループを突然脱退しました。
その直前、実は百田夏菜子早見あかりに打ったメールがありました。

「あかりん、辞める気だろ?」

けれど、夏菜子はそれをあかりに送ることができませんでした。
送ったら、それが現実になってしまうと思ったからです。
そんな絆で結ばれた早見あかりももいろクローバーZ
なぜ早見あかりももクロを脱退するという決断をくだしたのか。
彼女たちの“夢”とは何なのか。
それをいかに実現していこうとしているのか。
コントに捧げた内村光良の怒り 続・絶望を笑いに変える芸人たちの生き方』掲載の「早見あかりももクロの背中」ではそのあたりを中心に書きました。


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日時:6月20日土曜日18時~20時
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参加費:1500円
参加希望の方は poprocker@outlook.jp まで


また当日はイベントにちなんだTシャツ販売も行います。
2000円で販売いたしますので此方もお楽しみに!
因みにTシャツ付イベントチケットは3000円で販売いたします。
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