太田光が本当に守りたいプライド


爆笑問題が「不発の核弾頭」として一世を風靡した番組といえば、言うまでもなく「タモリボキャブラ天国」だ。

こういったネタを実は田中が作っていたというのは、お笑いファンの間では有名な話だと思う。
「ダジャレはつまらない奴ほど上手い」という太田の言葉とセットでもう何度も聞いた話だが、やはり初めて聞いた時は大変驚ろいた。


5月8日放送の「検索ちゃん」でも、その話をしていて、話を振った*1次長課長河本も含め、会場中が驚いてどよめいていた。
またこの話か、と思ったが、この日の話には続きがあった。
それは

前フリは太田が作っていた。

というもの。
例えば、上の動画の3つ目のネタでは「消えろ」を「ピエロ」とボキャブるのを考えたのは田中で、その前の“結婚を申し込むサーカス団員の田中、それを許さない父親(太田)、土下座する田中”という流れは太田が作ったということだろう。
土田はそれを「もう何百回と聞かされた」と言っていたが、「前フリは太田が作った」というのは少なくても僕は初めて聞いたような*2気がする。


太田は、ボキャブラの場合は「ネタ(=最後のボキャブる言葉)は何でも良かった。前フリが大切なんだ」と力説していた。
確かにこの話で、これまでの驚きと疑問が一気に解消された気がした。爆笑問題ボキャブラネタは演技の上手さとネタフリが秀逸なのがポイントだと思っていたので。
太田はこの話を明かした後、こう訴える。

(これは)僕の本当に守りたいプライドですからね!

なんというか実に太田らしい。

*1:絶対知ってて振ったであろう

*2:聞き流していただけかもしれないけど